2017.05.30 02:43 更新
2017.05.29 取材
プレス向けイベント「THE EDGE OF BEYOND」で、新作ノートPC4種をお披露目したASUSTeK Computer(本社:台湾)。さらにタブレットスタイルでも使える2-in-1モデルとして「ZenBook Flip S」も同時発表。世界最薄を謳うコンパーチブルモデルを紹介していこう。
タブレットスタイルでも使える2-in-1モデルでは世界最薄を謳う「ZenBook Flip S」。新設計のデュアルアクションヒンジ「ErgoLift」を採用することで、360°回転式ながら厚さを10.9mmに抑えることに成功。MacBook Airとの比較では約55%、薄さに定評のあるMacBookとの比較でも約20%のスリム化を実現した。
デュアルアクションヒンジ「ErgoLift」は20,000回におよぶ回転テストをクリアしており、耐久面にも不安はない |
また筐体素材に高品質アルミニウムを採用することで、堅牢性を維持したまま軽量化。さらにベゼル幅6.11mm、スクリーン比80%の狭額縁デザインにより、本体サイズも最小限に抑えられているという。
ノートPCスタイルでの操作性を考慮し、大型のタッチパッドを搭載する |
液晶は13.3インチ4Kパネルで、1,024段階、圧力10~300gの筆圧感知ペン「ASUS Pen」による入力も可能。またWindows Helloによるワンタッチログインが可能な指紋認証センサーや、レジューム機能の3倍の速度で復帰できる「Instant Resume」、harman/kardon製スピーカー等に対応する。
実際に試してみたが「ErgoLift」の動作は滑らか。簡単にノートPCスタイルとタブレットスタイルを使い分けることができる |
CPUはCore i5/i7、メモリは最大16GBで、ストレージは最大1TBのPCI-Express3.0(x4)SSDを搭載。バッテリは39Whrのリチウムポリマーが内蔵され、約11.5時間の連続駆動が可能だ。販売価格は1,099ドルから。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
ASUSTeK Computer: http://www.asus.com/
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