2017.05.31 04:39 更新
2017.05.31 取材
ZOTAC International (MCO) Ltd.(本社:香港)ブースレポート第2弾は、胸ポケットに収まるスリムコンパクトPC「ZBOX PI225」を取り上げる。小さいからと言って侮るなかれ、4K出力にも対応するスグレモノなのだ。
「ZBOX PI225」は、2.5インチドライブとほぼ同等、W60×L95×H8.0mmのコンパクトサイズを実現したデスクトップPC。メタル製筐体によるファンレス駆動に対応し、スティック型PCのような目立ったインターフェイスは見当たらない。
担当者から紹介されるまで、筆者は完全にSSDと勘違いしていたほど、外観は2.5インチSSDにしか見えない「ZBOX PI225」。しかし実際には4K出力にも対応する立派なWindows 10 PCだ |
こう見えてスペックはなかなかのもの。CPUはApollo Lake世代のデュアルコアCeleron N3350(定格1.10GHz/バースト時2.40GHz/キャッシュ2MB)で、グラフィックスは4K出力に対応するIntel HD Graphics 500。メモリはLPDD3 4GB、ストレージは32GB eMMCを搭載し、OSはWindows 10 64bit版がプリインストールされる。
USB3.0 Type-CポートはDisplayPortにも対応。また無線LANやBluetooth機能を内蔵するため、インターフェイスで困ることはないだろう |
インターフェイスはUSB3.0 Type-C×2(USB/DisplayPort対応)、microSD/SDHC/SDXCカードスロット、電源コネクタを搭載。ネットワークはIEEE 802.11ac無線LAN、Bluetooth 4.2に対応する。なお現時点で発売日や市場想定売価は未定とのこと。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
ZOTAC International (MCO) Ltd.: http://www.zotac.com/
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