2017.05.31 14:45 更新
2017.05.31 取材
Micro-Star Int'l Co.,Ltd.(MSI/本社:台湾)と言えば、ノートPCかコンパクトPCというイメージ。だが今年の「COMPUTEX TAIPEI 2017」には、本気で作ったミニタワーPC「Infinite」シリーズを持ち込んだ。MSIの新境地、GAMING Desktopの意欲作をじっくり眺めよう。
MSIが用意したGAMING Desktop PC「Infinite」シリーズ。これまで、コンパクトPCでは難しかったアップグレードが比較的容易にできるよう、タワー型PCを設計。MicroATX対応のミニタワーPCが完成した。
シリーズには側面に強化ガラスが採用された「Infinite A」と、アクリル窓モデル「Infinite」の2パターンがある。ややどこかで見たデザインながら、フロントパネルは複雑にカットされた立体デザインで、アクセスポートにはVRを意識したヘッドマウントディスプレイ用のHDMI端子を装備。左側面から内部を見ると、上下2段構えの熱源分離セパレート構造が採用されていた。
もちろん「Mystic Light Sync」にも対応。グラフィックスカードは2スロット占有デザインのGeForce GTX 1080クラスまでサポートとされ、将来的アップグレードが可能だ。
ちなみに先日は小型ゲーミングデスクトップPC「Trident 3」を検証したばかり。ノートPCのラインナップも実に豊富で、MSIの完成型PCは実に層が厚い。
なお、ブースでは曲面液晶ディスプレイのサンプルも発見。こちらは単体発売は未定ながら、「Trident 3」とのバンドルを想定。「Trident 3」レッドカラーのモックも展示されている。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 松枝 清顕
Micro-Star Int'l Co.,Ltd.(MSI): http://www.msi.com/
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