2017.05.31 17:25 更新
2017.05.31 取材
先週掲載したプレスリリースが大反響。世界初の水冷PLATINUM電源ユニット、FSP「Hydro PTM+」の実機を発見。ブースでは、国内著名Modderである関口 徹氏にもバッタリ遭遇。その顛末。
5月23日付プレスリリースで反響が高かった、世界初の水冷PLATINUM電源ユニットFSP「Hydro PTM+」。今回の「COMPUTEX TAIPEI 2017」では、実機を見てみたかった製品のひとつ。早速ブースへ行ってみよう。
FSP「Hydro PTM+」は、量産モデルとしては世界初とされる、水冷仕様の電源ユニット。高効率80PLUS PLATINUM認証を取得し、RGB LEDライティング機能も装備されている。
一見、発熱が抑えられたPLATINUM電源に、水冷による冷却強化とはアンバランスだが、空冷だけでも使用可能。それではあまりにも夢が無いので、やはり水冷システムに組み込みたい。
ケーブルはフルモジュラー式で、水冷パーツでは定評のBitspowerと共同開発。筐体にはロゴマークがあしらわれている。なおFSPブースでは組み込みサンプルが展示されており、現場にはSleeving-Japanのオーナーであり、国内著名Modderである関口 徹氏にバッタリ遭遇。
せっかくなので話を伺ってみると、Bitspowerのウォータブロックが搭載されているため、組やすさは良好。フィッティングはG 1/4で、既存の水冷PCにも簡単に導入できるという。
「Hydro PTM+」を使用した関口 徹氏の力作はご覧の通り。なお電源容量は1,200Wで、外形寸法はW150×D220×H86mm。発売はまだ先の12月を予定。価格は699ドルと見込まれている。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 松枝 清顕
FSP: http://www.fsplifestyle.com/
COMPUTEX TAIPEI 2017 記事一覧: https://www.gdm.or.jp/computex2017/