2017.06.02 02:18 更新
2017.06.02 取材
アルミニウム採用のコンパクトPCケースを得意とするJONSBO(本社:中国)。「COMPUTEX TAPEI 2017」では、これまでにないハイエンド志向のタワー型PCケース「UMX5」シリーズを披露した。RGB LEDライティングや強化ガラスパネルなど、最新のトレンドを盛り込んだ自慢のハイエンドモデルを早速チェックしていこう。
アルミニウム素材を使用した、コンパクト・低価格なPCケースを得意とするJONSBO。「COMPUTEX TAPEI 2017」ではガラリと趣向を変え、ハイエンド志向のタワー型PCケース「UMX5」シリーズを持ち込んだ。
近頃のトレンドである“ドレスアップ”を強く意識した製品で、サイドパネルには5mm厚の強化ガラスを採用。またケーブルの露出を最小限に抑えるため、広めの裏配線用スペースが用意されているのも特徴だ。
「UMX5」シリーズは全3色がラインナップ。なお側面のLEDライティングパターンがカラーによって異なるのは、イベントでユーザーの反応を確かめるため。製品版ではどちらかに統一される |
さらにストレージ/電源ユニットを搭載する前方側面や、底面部分にはRGB対応のLEDライティング機能を標準装備。LEDの制御はI/Oポート部にある「RGB」ボタンの他、主要メーカーのマザーボード機能でも行うことができるとのこと。
ドライブベイや電源ユニットはいずれもフロント側に搭載されていた |
主なスペックは、ドライブベイが3.5インチシャドウベイ×4、2.5インチシャドウベイ×2、対応フォームファクタはE-ATX(305×245mmまで)、ATX、MicroATX、Mini-ITXで、冷却ファンはトップ120mm×2、リア120mm×1、ボトム120mm×2、フロント120mm×3を搭載できる。なお展示機では随所にLEDファンが搭載されているが、いずれもオプション扱いになりそうだ。
LEDのラインティングカラーは本体のボタンやマザーボード付属のソフトウェアで制御可能。デモ機に実装されていたLEDファンはおそらくオプション扱い |
カラーバリエーションはブラック、レッド、シルバーの全3色。外形寸法は、W224×D485×H507mm、重量は20.5kg。CPUクーラーは全高166mm、グラフィックスカードは全長325mm、電源ユニットは全長200mmまで対応する。
なおグローバル市場向けのリリースは7月中を予定しており、国内発売については検討中。もし発売する場合には価格は30,000円を切る程度になるだろうとのことだ。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
JONSBO: http://www.jonsbo.com/
COMPUTEX TAIPEI 2017 記事一覧: https://www.gdm.or.jp/computex2017/