2017.06.05 00:01 更新
2017.06.04 取材
Cooler Master Technology(本社:台湾)ブースからのPCケースレポート第4弾は、ミドルタワーPCケースの名機「Centurion 5」の再来かとザワつく「MasterBox MB600L」をご紹介しよう。
Cooler Master「MasterBox MB600L」は、決して今回の花形ではないものの、その立ち姿はどこか名機「Centurion 5」を思い起こさせる。とは言え、”あのPCケース”とは違い、フロントパネルはメッシュ仕様ではなく、高エアフローよりも静音性を重視した密閉型であり、共通点は少ない。
かつては独壇場であり、長らく決め手を欠いたCooler Masterの普及価格帯PCケース。見た目がシンプルで奇をてらわない「MasterBox MB600L」は、その有力候補に挙げられるのではないだろうか。
フロントパネルを見てどこかクラシカルに感じるのは、5.25インチオープンベイベゼルのせいか。ヘアライン調にみせた素材はプラスチック製で、下寄り中央にはCooler Master伝統の6角形ロゴが装飾されている。
そして左サイドパネルには面積が広く、内部のすみずみが見渡せる強化ガラスを装備。動作中につき、サイドパネルを外しての内部観察はかなわなかったものの、底面設置の電源ユニットは、ボトムカバーで覆われている事がわかる。
なお、僅かながらの情報を聞き出すと、現時点販売価格はもとより、発売時期も未定だという。今回の「COMPUTEX TAIPEI 2017」は、「反応が良ければ検討する」という声をよく耳にする。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 松枝 清顕
Cooler Master Technology Inc.: http://apac.coolermaster.com/jp/
COMPUTEX TAIPEI 2017 記事一覧: https://www.gdm.or.jp/computex2017/