2017.06.05 14:00 更新
2017.06.05 取材
毎年ふらりと立ち寄るDeepcool Industries(本社:中国)ブース。今年もPCケースに水冷ユニットを標準装備させた、"MicroATXサイズに近いATXサイズ”の新型ミドルタワーを用意した。早速「BARONKASE LIQUID」をチェックしてみよう。
斬新なフォーキャビンPCケース「Quadstellar」が印象的なDeepcool。一方でクールなデザインのPCパーツも数多く、いつ人気に火が付いても不思議ではないメーカーのひとつだ。
そして「COMPUTEX TAIPEI 2017」に持ち込んだ「BARONKASE LIQUID」もまた、大いにその可能性を秘めている。
「MicroATXサイズに近いATX」(Deepcool)とされる新作は、2017年の始めに開催された「CES 2017」で既に発表済み。これに合わせて打たれたプレスリリース(2016年12月)では、2017年4月の販売開始が予定されていた。とかくこの手のスケジュールに”前倒し”はなく、”予定通り”もまれ。最新の情報では、”間もなく出荷が開始される”に情報は更新。予価は130ドル(2016年12月時点では129.99ドル)とされ、このスペックではかなりお買い得な価格設定だ。
詳細を確認すると、120mmサイズラジエターを採用する水冷ユニット「Captain 120EX AIO」が組み込み済み。ウォーターブロックにはRGB LEDライティング機能を備える他、左側面にもRGB機能内蔵のフローメーターが搭載されている。
なおトップパネルには切り替えボタンを備え、同期されたLED内蔵ラジエターファン、ウォーターブロック、フローメーターのカラーが変更できる。
ボディカラーはホワイトとブラックの2色展開。フロントトップ部にはメタル製のハンドルが装備され、楽にPCケースの移動ができるように工夫されている。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 松枝 清顕
Deepcool Industries: http://www.deepcoolglobal.com/
COMPUTEX TAIPEI 2017 記事一覧: https://www.gdm.or.jp/computex2017/