2017.06.05 15:46 更新
2017.06.05 取材
例年、台北101内のプライベートルームにブースを構え、ユニークなアルミニウムケースを披露するSTREACOM(本社:オランダ)。今年は組み立て式ポータブルベンチマーク台「Open Benchtable」の新作「BC1 MINI」を持ち込んだ。
オランダSTREACOMが「COMPUTEX TAIPEI 2017」に合わせて持ち込んだのは、Mini-ITX対応のポータブルベンチマーク台「BC1 MINI」。昨年8月に正式発表された「BC1」のバリエーションモデルで、8mm厚のアルミニウム板から削り出すという基本コンセプトは継承。各種コンポーネントをベースに収納し、1枚のアルミニウム板のように持ち運べるギミックももちろん健在だ。
Mini-ITX専用のポータブルベンチ台「BC1 MINI」。デモ機にはASRock「Fatal1ty Z270 Gaming-ITX/ac」と、ZOTAC製のGeForce GTX 1050が搭載されていた |
同社CEOのFatih氏によれば、グローバル市場では圧倒的にATXマザーボードが人気。しかし日本市場ではコンパクトなMini-ITXのマザーボードを好むユーザーが多いと聞き、この度製品化を決定。ぜひ日本のユーザーに使ってほしいとのこと。
スタンドやネジ、ブラケットなどはすべてベースプレートに収納することができる |
本体カラーはシルバー、ブラック、レッドの3色展開。ドライブベイは2.5インチベイ×2、電源ユニットはSFX/SFX-Lに対応し、いずれも本体下部に搭載。拡張スロットは2段、外形寸法はW190×D230×H8mmで、重量は約1.00kg。
拡張スロットは2スロットまでなら固定可能。電源ユニットはSFXとSFX-Lまでの対応になる |
気になる発売日だが、今のところ2017年第4四半期には販売できる予定。価格は未定ながら、「BC1」よりは安価な価格で提供できるだろうとのこと。
カラーバリエーションはシルバーの他、ブラックとレッドの全3色。いずれも国内で販売予定とのこと |
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
STREACOM: http://www.streacom.com/
COMPUTEX TAIPEI 2017 記事一覧: https://www.gdm.or.jp/computex2017/