2017.06.05 18:14 更新
2017.06.05 取材
物理QWERTYキーボードを搭載する、Androidベースの最新BlackBerryスマートフォン「BlackBerry KEYone」が店頭販売中。取り扱っているのはイオシス アキバ中央通店で、店頭価格は税込89,800円だ。
BlackBerryらしいBlackBerryスマホの最新版「BlackBerry KEYone」が早くも店頭に。ただし供給不足により、やや割高な初回入荷となってしまった |
BlackBerryから今月グローバル向けに発売が開始された、Androidベースの最新スマートフォン「BlackBerry KEYone」が早くも店頭に入荷した。「MWC 2017」に合わせて発表された端末で、トレードマークともいえる物理QWERTYキーボードを搭載している。
なお、海外での想定売価(549ドル)よりかなり割高な価格設定になっているものの、これは「世界的な供給不足で価格が高騰している」(ショップ)ため。ショップでも「値段なんて関係ない、とにかくすぐに欲しい方向け」「待てる人は相場が落ち着くまで待ってほしい」と説明している。入荷は1台のみだ。
ちなみに端末自体は、BlackBerryからライセンスを取得したTCL Communicationが製造したモデル、TCLコミュニケーションジャパンからの国内向け発売も噂されている。
カメラ性能も大きく進化、Google「Pixel」と同等のセンサーを採用する。スペックはアッパーミドル級で、“世界一セキュア”を謳うAndroid 7.1ベースのOSを搭載している |
主なスペックは、ディスプレイがアスペクト比3:2の4.5インチ液晶(1,620×1,080ドット)を搭載、プロセッサはQualcomm Snapdragon 625(2.0GHz)、メモリ3GB、ストレージ32GBを実装する。
搭載OSはAndroid 7.1で、BlackBerryが「World’s most secure Android software platform」と称する、セキュリティ重視の独自仕様。各種通知を一元管理する「BlackBerry Hub」、アプリ単位の監視機能「DTEK by BlackBerry」などを備えている。
そのほか、ソニー製イメージセンサー「IMX378」採用の1,200万画素メインカメラ、スペースキー一体型の指紋認証センサー、シリーズ最大容量かつQuickChage 3.0に対応する3,505mAhバッテリーなどを搭載している。
側面には割り当て可能な“便利キー”などを実装。インターフェイスはUSB Type-Cとイヤホンジャックを備える |
ネットワークはBluetooth 4.2、NFC、802.11acの無線LANをサポート。通信方式は、FDD-LTEバンド1/2/3/4/5/7/8/13/17/20/28、TDD-LTEバンド38/40などに対応する。
ちなみに、店頭に入荷したのは1台のみ。ただし担当バイヤーによれば「次回も少量ながら、売り切れた場合の再入荷も予定している」とのこと。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
イオシス アキバ中央通店: https://www.gdm.or.jp/shop/iosys-chuou/