冷却性能を重視したFractal Designの新型ケース2種

ATXフォームファクタに対応するミドルタワーモデル「Focus G Black Window」。展示機ではサイドパネルが取り外されていたが、大型のアクリルウィンドウを備える

「COMPUTEX TAIPEI 2017」のブースレポートでファーストインプレッションをお届けした、Fractal Designの新エントリーPCケース「Focus G」シリーズの店頭販売が開始された。

近頃では省略されることが多い5.25インチオープンベイを2段搭載。また拡張スロットカバーの固定にはハンドスクリューが使用されていた

製品ラインナップはATXフォームファクタに対応するミドルタワーモデル「Focus G Black Window」と、MicroATX対応のミニタワーモデル「Focus G Mini Black Window」の2種。いずれもFractal Designでは珍しいフロントメッシュの高エアフロー設計を採用。販売価格は前者が税抜7,980円、後者が税抜7,680円で、エントリーらしく安価に抑えられている。

MicroATX対応のミニタワーモデル「Focus G Mini Black Window」

とは言え、その作りは丁寧でショップスタッフの反応も上々。今後発売予定のカラーバリエーションに期待する声が多く聞かれた。またBTOカスタマーの要望に応え復活した5インチベイだが、一般ユーザーでもまだ必要とする人はいるそうで、この点を評価するスタッフもいた。

全高が抑えられた以外はほぼ同様の設計。トップやボトム、リアにも通気口が設けられ冷却性能には期待できそうだ

なお取材時点で入荷を確認したのはパソコンショップアーク、ドスパラ パーツ館、ツクモパソコン本店、TSUKUMO eX.、ツクモDOS/Vパソコン館。なお詳細スペックについてはこちらのグローバルリリースに詳しいので合わせて参照頂きたい。

文： エルミタージュ秋葉原編集部 Tawashi / 池西 樹
Fractal Design： http://www.fractal-design.jp/
ツクモパソコン本店： https://www.gdm.or.jp/shop/tsukumo/
ドスパラ パーツ館： https://www.gdm.or.jp/shop/dos/