2017.06.13 00:00 更新
2017.06.13 取材
最近マイコンボードがよく売れているというあきばお~零にて、店長の小笠原さんが挙げるオススメはスイッチサイエンスの「chibi:bit」。ラズパイのような拡張性はないけれど、シンプルでプログラミング教育の第一歩にピッタリだ。
「Raspberry Pi」もそうですが、近ごろはこの手のマイコンボード系がやたらと人気です。個人的にオススメしたいアイテムもいくつかありまして、特にこの「chibi:bit」はシンプルで入門にピッタリ。パッケージと基板のデザインもカワイイですし、子供さんがプログラミングを勉強する第一歩にうってつけでしょう。お値段も3,000円チョイとお手頃ですから、オモチャ感覚で遊んでみるのも一興です。
そもそもコレは、イギリスのBBCが作っている教育向けマイコンボード「micro:bit」の互換機なんです。向こうでの知名度は抜群で、小学5・6年生になると無償で配られるとか。日本と違って、プログラミングの教育が随分進んでいるんだなぁと驚かされます。
さて置き、基板デザインは「micro:bit」とまったく同じ。25個のLEDとA/Bボタン、加速度センサー、磁力センサー、Bluetoothモジュールが組み込まれています。ラズパイや「Arduino」と違って拡張性はないんですけど、教育向けとしてはかなり充実した仕様になっていますね。
さすが互換機とあって「micro:bit」の開発環境がそのまま使えますが、日本語に対応した「chibi:bit」専用の開発環境も用意されています。いわゆるScratch風のエディタを使うタイプなので、プログラミング初体験の人でもすぐに慣れるハズです。この手の素養がない私でも、ちょっと遊んでみようかという気になってしまいますね。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
あきばお~零: https://www.gdm.or.jp/shop/akibaoo-0/