2017.06.14 00:00 更新
2017.06.14 取材
いまアキバでどんなスマートフォンが話題になっている?国内外の最新端末がいち早く入荷するイオシス アキバ中央通店より、旬な端末を紹介する「スマホ羅針盤」。今回は、5月後半から6月上旬にかけて発売された、注目度TOP 3のアツい端末を担当バイヤーの林さんにチョイスしてもらおう。
まず手始めにご紹介するのは、HTCが新しく投入したフラッグシップスマホの「HTC U11」です。世界的に劣勢を強いられているイメージのHTCですが、端末自体は良いものを作ってきましたね。特に端末を握って操作するという、「Edge Sense」なる新機能が目新しい。握りの長さも認識して、アプリを起動したり操作したりできます。これが購入のモチベーションになるかは分かりませんが、ちょっと楽しそうな機能ですよね。
そしてさすがはフラッグシップ、5.5インチの2K液晶とスナドラ835を搭載していて、さらにメモリ6GB+ストレージ128GBと、スペックは最高クラスです。海外版はバンド19を持っていないのがネックですが、近く発売の国内版(4GB+64GB)よりハイスペックな点は要チェック。スマホ最高評価のカメラも魅力ですし、HTCファンの方には是非ともオススメしたい端末ですね。
続いては、6インチの狭額縁な大画面ディスプレイが眩しい「Xperia XA1 Ultra」に注目です。「Xperia Z Ultra」から続く「Ultra」シリーズの最新作で、入荷が待望されていたモデルです。デザインも現行世代のフラッグシップに準拠したもので、見た目にもカッコイイですよね。
ここしばらくの「Ultra」シリーズはミドルレンジが続いていますが、コレはスペックがなかなかご立派。「Xperia XA1」をベースに性能が強化されていて、8コアのHelio P20にメモリ4GB、ストレージ64GBと優秀です。前世代同様にmicroSDスロットが独立しているので、デュアルSIMと256GBのmicroSDを同時に使えるのは嬉しいですね。
ちなみに前世代の「Xperia XA Ultra」もそうでしたが、残念ながら国内版の発売予定はありません。初入荷以来、店頭では好調に売れています。それほど品薄感はないので、コンスタントに棚に並ぶことになりそうですね。
そしてここしばらくで一番の注目スマホといえば、やはり「Xperia XZ Premium」でしょう。「Xperia Z5 Premium」以来、約2年ぶりに4Kスマホが帰ってきました。
しかも今回のモデルは、世界初の4K HDRディスプレイ搭載モデル。全世界で発売前から相当の注目を集めていまして、発売されるやたちまちスマッシュ・ヒットに。Xperiaスマホでここまで仕入れが難しいのは、初めての体験ですね。Xperiaは海外ではそれほどメジャーな存在ではないので、この突出した人気ぶりは意外でした。お店でもまさに飛ぶように売れていて、数さえあれば最初の週で100台以上売れていたんじゃないかと思います。品薄が悩ましいですね・・・。
スペックはスナドラ835にメモリ4GB、ストレージ64GBと、シリーズ最高性能。新開発センサー入りの高性能カメラは、スーパースローモーションや先読み撮影ができたりと、優秀そのものです。防水・防塵仕様の鏡面ボディもカッコイイですし、完成度はピカイチですね。
一番のネックは品薄なところですが、もちろん今後もコンスタントに入荷予定です。ただしDeepsea Blackは一際人気がありまして、輪をかけて品薄な感じ。もしお目当てがなかった場合は、予約をオススメします。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
イオシス アキバ中央通店: https://www.gdm.or.jp/shop/iosys-chuou/