2017.07.14 17:55 更新
2017.07.14 取材
最大12枚のグラフィックスカードを搭載できる、マイニング向けIntel B250マザーボード「TB250-BTC」が、BIOSTAR Microtech International Corp.(本社:台湾)から発売開始。販売価格は税抜18,480円だ。
「TB250-BTC」は、PCI-Express3.0(x1)×11、PCI-Express3.0(x16)×1の拡張スロットを備え、一般的なマイニング用製品の2倍のグラフィックスカードを搭載できるATXマザーボード。CPUソケットはLGA1151で、TDP95WまでのKaby LakeおよびSkylakeに対応。チップセットはマイニングマザーボードでは珍しくIntelの最新チップB250を採用する。
PCI-Express3.0(x1)スロットを横に並べることで、スロット間に余裕を確保。x1-x16変換・延長アダプタが接触しないため、ショートの心配がない |
PCI-Express3.0(x1)スロットを横に並べる変則設計のため、x1-x16変換・延長アダプタは必須。しかしスロット間に余裕があるため、変換アダプタのショートを防止でき、安全なマイニング環境を構築できるという。
主なスペックはメモリスロットがDDR4-2400MHz×2、ストレージはSATA3.0(6Gbps)×6で、ネットワークはRealtek「RTL8111H」を採用。また基板上には拡張スロットの電力不足を解消するため、4pinペリフェラルコネクタを2基備える。
販売ショップはオリオスペックと、パソコン工房秋葉原BUYMORE店で、販売価格は税抜18,480円。在庫はいずれも少量だ。なおオリオスペックでは、品切れしていたPCI-Express(x1)-(x16)延長キット「DIR-PCIE1To16」も本日再入荷。いまなら同時に購入することができる。
オリオスペックでは、品切れ中だった「DIR-PCIE1To16」も同時入荷。いまならセットで購入できる |
文: エルミタージュ秋葉原編集部 Tawashi / 池西 樹
BIOSTAR Microtech International Corp.: http://www.biostar.com.tw/