2017.07.25 17:22 更新
2017.07.25 取材
無線LANとBluetooth機能を搭載する超小型ボードPC「Raspberry Pi Zero W」がアキバに登場。今回入荷したのは動作に必要なものがセットになった「スターターキット」で、価格は税抜4,000円。あきばお~零で販売中だ。
今年2月にデビューした、無線LAN&Bluetoothを搭載する超小型ボードPC「Raspberry Pi Zero W」。国内では技適取得が遅れていたが、今月はじめに取得が完了。先週より直販サイトを中心に販売が開始されていた。そしてこの度アキバ店頭に入荷、あきばお~零で販売がスタートした。
「Raspberry Pi Zero」と同等サイズながら、WiFiとBluetooth機能が追加。より柔軟な運用が可能になる |
今回販売が開始されたのは本体の他、公式ケース、USB電源アダプタ(2.0A出力)、microSD(8GB)、miniHDMI-HDMI変換アダプタ、USB OTGケーブル、GPIOピンヘッダが付属する「スターターキット」。microSDにはOSがあらかじめ書き込まれているため、購入してすぐに「Raspberry Pi Zero W」を動作させることができる。
必要なものがすべてセットになった「スターターキット」。購入してすぐに「Raspberry Pi Zero W」を動かすことができる |
主なスペックはCPUが1.0GHzのシングルコア「ARM1176JZ-F」、GPUがデュアルコア「VideoCore IV」(250MHz)で、DDR2 512MBのメインメモリを搭載。ネットワークはIEEE 802.11b/g/n無線LAN、Bluetooth 4.1に対応し、インターフェイスはmicroUSB×2(内1つは給電用)、miniHDMI×1、microSDスロットを備える。
今のところ「Raspberry Pi Zero W」単体での発売は予定していないとのこと |
なお販売価格は税抜4,000円で、在庫は少量。また「Raspberry Pi Zero W」の単体発売については今のところ予定はないとのこと。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 Tawashi / 池西 樹
Raspberry Pi Foundation: http://www.raspberrypi.org/
あきばお~零: https://www.gdm.or.jp/shop/akibaoo-0/