2017.08.10 12:08 更新
2017.08.10 取材
AMD新ハイエンドCPU「Ryzen Threadripper」の販売が、本日10日(木)22時よりスタート。秋葉原の複数ショップでは、恒例の深夜販売も実施される。そこでCPUの販売状況や対応マザーボードについて、最新の状況をチェックしておこう。
すでに予約販売がスタートしている「Ryzen Threadripper」。秋葉原では22時よりドスパラ パーツ館、パソコン工房秋葉原BUYMORE店、TSUKUMO eX.の3店舗で深夜販売が実施される。
当初懸念されていた流通量について複数ショップに取材したところ「入荷数はまずまず」とのこと。
今回販売が開始されるのは16コア/32スレッド対応の「Ryzen Threadripper 1950X」と、12コア/24スレッド対応の「Ryzen Threadripper 1920X」の2種。予約は上位の「Ryzen Threadripper 1950X」に人気が集まっているようだ。なお、8コア搭載の「Ryzen Threadripper 1900X」は8月31日に販売が開始される予定。
パソコン工房秋葉原BUYMORE店は22時の深夜販売まで閉店せずに営業。特価品も用意されている | TSUKUMO eX.は19時30分から事前会計を開始。整理券の配布も予定されている |
事前予約受付中のマザーボード。CPUよりも単品で予約するケースが多いようだ |
Ryzenデビュー時と同様、担当バイヤーの頭を悩ませているのがX399搭載マザーボードの初回流通量。ほとんどのショップで「CPUの入荷数よりも少ない」状況で、人気のモデルの入手は困難になるだろう。
なお、GIGABYTE「X399 AORUS Gaming 7」以外の4モデルは10日(木)22時から購入が可能。事前の予約・問い合わせ状況から、ASRock「X399 Taichi」とASUS「ROG ZENITH EXTREME」に人気が集まりそうだ。ただし、どちらも入荷数は少ない。
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文: エルミタージュ秋葉原編集部 Tawashi
AMD: http://www.amd.com/ja/