2017.08.11 09:00 更新
2017.08.11 取材
スマホのアプリが速くなる「A1」対応のmicroSDカードに、ようやく普及価格帯のモデルが登場。テクノハウス東映にて「SanDisk Ultra microSDXC UHS-I Card(A1)」の販売が始まっている。Androidスマホを持っていない松下さんもパフォーマンスに興味津々、本当に期待の速度は出るのかな?
アプリを好き勝手にインストールしようと思っても、ストレージが少なめなスマホの場合はそう簡単にはいきません。大容量のmicroSDを足して、そっちにインストールする人も多いと思います。でも下手なカードを選ぶと、アプリの動作もモッサリでイライラ・・・そんな時にチョイスしたいのが「A1(Applicaiton Performance Class 1)」対応のmicroSDカードです。
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初めて「A1」対応のカードが出た時は、容量が256GBだったせいもあって、お値段も25,000円くらいと超高価でした。高い割にはそれなりに売れていましたが、もうちょっと気軽に買いたいというのが人情。その後はいくつか選択肢も増えまして、ついに普及価格帯の「SanDisk Ultra」シリーズが「A1」対応になりました。安い16GBなら税込980円から、一番大きい200GBでも税込9,480円で買えます。
ちなみにそもそも「A1」とは何ぞやという話をすると・・・アプリの高速起動のために、ある程度のランダム性能が保証されている仕様のことです。10MB/sec以上の持続シーケンシャルに加えて、ランダム読込1,500 IOPS以上、ランダム書込500 IOPS以上の速度が出ることになっています。
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そんな話を聞くと、むずむずとベンチを取ってみたくなるのが私の性分。IOPSをMBに換算するとランダム読込は6MB/sec程度なところ、実測でもちゃんとその速度が出ているのが分かりますね。普及価格帯のお値段でバッチリ「A1」の性能が期待できるワケですから、このモデルは買いでしょう。もっとも私自身はAndroidスマホを持っていないので、ベンチを取って満足して終了なんですけどね(笑)。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
テクノハウス東映: https://www.gdm.or.jp/shop/tech-toei/