2017.08.23 19:03 更新
2017.08.23 取材
Ryzen Threadripperに対応する空冷クーラー「TR4-SP3」シリーズが、Noctuaブランドから発売開始。冷却ファンサイズが140×150mmの「NH-U14S TR4-SP3」を筆頭に計3モデルがラインナップされる。
180Wという高いTDPを謳うAMDの新ハイエンドCPU、Ryzen Threadripperに正式対応する、高冷却仕様のサイドフローCPUクーラー「TR4-SP3」シリーズがNoctuaブランドから登場。本日23日よりオリオスペックで販売が開始された。
大型受熱ベースとSocket TR4/SP3向けに設計された「SecuFirm2」を採用 |
マウントシステムはSocket TR4/SP3向けに設計された「SecuFirm2」で、4本のスプリングネジを固定するだけのシンプル構造。またクーラーを3mm/6mmオフセットして搭載する専用ホールが設けられており、周辺コンポーネントとの干渉にも配慮した。
ベースとなる既存モデルと比較すると受熱ベースの大きさの違いは一目瞭然 |
またRyzen Threadripperや、サーバー向けEPYCのヒートスプレッダほぼ全体を覆う70x56mmの大型受熱ベースを採用。CPUから発生する熱を素早くヒートシンクに移動、冷却ファンで放熱することで優れた静音性と冷却性能を両立させた。
受熱ベースとマウンタ以外は基本的にベースモデルと同等 |
製品ラインナップは、140×150mmの大口径ファン「NF-A15 PWM」を採用するNH-U14S TR4-SP3、120mm口径ファンを採用する「NH-U12S TR4-SP3」、90mmファンを採用する「NH-U9 TR4-SP3」の計3モデル。なおスペックについてはこちらのプレスリリースに詳しいので、合わせて参照頂きたい。
NH-U14S TR4-SP3 |
NH-U12S TR4-SP3 | NH-U9 TR4-SP3 |
文: エルミタージュ秋葉原編集部 Tawashi / 池西 樹
Noctua: http://www.noctua.at/
オリオスペック: https://www.gdm.or.jp/shop/olio/