2017.08.24 00:07 更新
2017.08.24 取材
本日のコレオシは、先日発売されたばかりのASUS製マザーボード「EX-B250-V7」。パソコン工房 秋葉原 BUY MORE店の“板モノ”担当である猪狩さんオススメの1枚だ。ちょっと変わった、インターネットカフェ仕様のマザーボードを紹介してもらおう。
初見では、チップセットにB250を採用しながらM.2スロットがなく、その割に値段が高いなと感じました。ところが、見れば見るほど変わっている。なるほど、ASUSの言う「インターネットカフェに最適」という理由がよく分かりました。
基板デザインこそ派手なレッドだが、作りそのものは連続稼動向けの高耐久モデル |
まずユニークなのが、CPUソケットをねじ止めして着脱を防止する「アンチセフトCPU」と、メモリモジュールを確実に固定する「アンチセフトメモリ」の盗難防止機能。物理的にロックするので、悪い輩がいても安心というワケです。基板は湿気防止コーティングにより、高湿環境での長時間使用も問題ありません。
製品には専用のネジや止め具が付属。装着すると見た目にもロックされている事が分かる |
スペック面も少し変わっています。拡張スロットはPCI-Express3.0(x16)×1、PCI-Express3.0(x4/x16形状)×2、PCI-Express3.0(x1)×3。PCI-Express3.0が、x16+x4+x4の3本構成というのは珍しいですね。さらに3本のx1スロットと合わせ、計6本にグラフィックスカードが装着できるため、マイニング用マザーボードとしても運用できます。
Dr.いがーりも気になる変則的な拡張スロット。録画マシン用マザーボードにもオススメと語る |
その他、ネットワークがIntel I219VによるギガビットLANというのもイイ。法人向けのPCにもピッタリだと思います。ビカビカ光ったり、ゲーミング向け機能が無かったりしますが、そこがむしろ新鮮。こんなマザーボードもあるんだなと、覚えておいて欲しい1枚です。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 Tawashi
パソコン工房 秋葉原 BUY MORE店: https://www.gdm.or.jp/shop/2013/0301/22064/
ASUS: https://www.asus.com/jp/