たった1%のゲーマーに捧ぐ、最強グラフィックスカード「iGame GTX1080Ti Kudan」
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Colorfulが「1%のゲーマーに捧げるモンスターカード」と語る、超ハイエンドモデル。ちなみに“九段”とは中国におけるチェスのトッププレイヤーを指す呼称で、同社が代々の最上位モデルに採用している
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発表会では多数のグラフィックスカード製品が持ち込まれていたが、中でも最大級の注目モデルがGeForce GTX 1080 Ti搭載の「iGame GTX1080Ti Kudan」だ。選別チップを採用した“ハイエンド中のハイエンド”で、動作クロックは世界最速となる最大1,784MHzを誇る。
ただし「チップ選別のレベルが高すぎるため世界で10台ほどしかなく、日本に入荷しても1、2台がせいぜい」(担当者)という激レア品。巨大なトランクに水冷ユニットと共に封入される圧巻のパッケージで、価格は現在調整中という。9月末の発売を予定しているという話だが、いったい誰の手に渡るやら。
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最高レベルの選別チップや、16+2フェーズ構成の高耐久電源回路「IPP Inductors」で構成される。動作クロックは最大1,784MHzで、これはメーカーチューンのクロックとして世界最速だ
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水冷クーラーや“つっかえ棒”の「Enhance-Kit」と一緒に、巨大にトランクに収まる。水冷ユニットには、工業用のフィッティングが採用されている
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冷却機構は、3連装ファンクーラーによる空冷と水冷ユニットによるハイブリッド仕様になっている。ヒートシンクが3スロットを占有するだけに重さはヘビー級で、製品にはカードの自重を支える「Enhance-Kit」が付属。水冷にも工業グレードのフィッティングが採用されるなど、気合が入りまくった構成だ。
さらにユニークな機能として、ワンタッチのオーバークロックボタン「One-key overclocking」を搭載。他社製品では例がない、動作クロックやファンスピードを表示する小型LCD「iGame Status Monitor」といった装備も実装されている。もちろん、イマドキのハイエンドモデルで定番になっているRGBイルミネーションにも対応。専用ユーティリティを使ったカスタマイズが可能だ。
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インターフェイス側をチェック、隣に搭載されているのが「One-key overclocking」ボタンだ。通常はリファレンスクロックで動作、ボタンをリリースすると最大パフォーマンスを発揮する
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トップに搭載されている小型LCDが「iGame Status Monitor」。背面も全面がパックプレートで覆われていた
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早くも今週末に登場するグラフィックスカード製品をチェック
特別製の「iGame GTX1080Ti Kudan」はさて置き、主要なグラフィックスカード製品は早くも8月26日(土)より販売がスタートする。“九段”に迫る最大1,733MHz動作のGeForce GTX 1080 Ti搭載モデル「iGame GTX1080Ti Vulcan X OC」や、水冷モデル「iGame GTX1080Ti Neptune W」といった注目モデルも準備中。そのラインナップの一部を画像でチェックしておこう。
なお発表会には間に合わなかったものの、簡易パッケージのGeForce GTX 1070/GTX 1060も発売予定とのこと。バルク扱いの茶箱入りで、他のモデルに比べて安価な価格で販売される予定だ。
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GeForce GTX 1080 Ti搭載のオーバークロックモデル「iGame GTX1080Ti Vulcan X OC」。“九段”に迫る高クロック動作が魅力で、市場想定売価は税込114,550円だ
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“九段”と同様にステータスを表示する「iGame Status Monitor」を搭載するのは、このモデルだけ。代理店担当者もオススメという製品で、最大1,733MHzで動作する
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デモ機に搭載されて実際に動作していた、水冷仕様のGTX 1080 Tiグラフィックスカード「iGame GTX1080Ti Neptune W」。動作クロックは最大1,708MHzで、市場想定売価は税込112,140円
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最大1,784MHz動作のGeForce GTX 1080搭載モデル「iGameGTX1080 U-TOP-8G」は、市場想定売価税込73,940円
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GeForce GTX 1060搭載モデル「iGame GTX1060 Vulcan U 6G」は、最大1,771MHzで動作。市場想定売価は税込36,840円
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