2017.09.08 18:12 更新
2017.09.08 取材
12コア/24スレッドに対応するIntel Core Xシリーズの上位モデル「Core i9-7920X」の発売がアキバ各店で一斉にスタート。販売価格は税抜135,000円前後。
Intelのコンシューマ向けCPUでは初、12コア/24スレッドに対応する「Core i9-7920X」が登場。アキバ主要店舗で一斉に販売が開始された。価格は税抜135,000円前後。
7月14日に登場した「Core X」シリーズの上位モデルにあたり、開発コードネームはSkylake-X、プラットフォームはLGA2066を採用。主なスペックは、ベースクロック2.90GHz、ターボブーストクロック4.30GHz、ターボブーストマックスクロック4.40GHz、L3キャッシュは16.5MBで、TDPは140W。チップセットはIntel X299をサポートし、44レーンのPCI-Express3.0と、DDR4-2666メモリコントローラ(クアッドチャネル/最大128GB)を内蔵する。
パッケージデザインは7月に発売が開始されたCore i9-7900Xと同じ |
コアクロックやコア数(それに伴うキャッシュ容量)以外の基本スペックにも変更なし |
解禁当初は先代Core i7-6950Xと同じ10コア/20スレッドモデルが最高ということでやや動きの鈍かったLGA2066プラットフォーム。しかし、グローバルリリースで上位モデルの詳細および価格が発表されてからは、マザーボードを中心に動きが出てきた(ショップ店員談)ということで、心待ちにしていた人も多いだろう。
なお14コア以上のモデルについては、今のところ入荷情報などは一切なく「グローバルリリースで発表された9月25日よりは遅れるのではないか」という声が多く聞かれた。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 Tawashi/池西 樹
Intel Corporation: http://www.intel.com/