2017.09.08 19:00 更新
2017.09.08 取材
Ryzen Threadripper向けにカスタマイズした、ENERMAXのオールインワン水冷キット「LIQTECH TR4」シリーズがアキバに登場。ラジエターサイズは240mmと360mmの2種が用意され、販売価格はそれぞれ税込16,720円と税込18,880円。
AMDの新ハイエンドCPU、Ryzen Threadripper専用オールインワン水冷キットがENERMAXから発売開始。ヒートスプレッダほぼ全面をカバーする大型の銅製受熱ベースと、CPUの熱を効率的に冷却液に移動する独自フィン形状「SCT」(Shunt-Channel-Technology)を採用。発熱の多いRyzen Threadripperのオーバークロックにも対応するとしており、プレスリリース以降、ショップへの問い合わせも多かったという。
Ryzen Threadripperに合わせて大型の受熱ベースを採用する |
ラジエターサイズの違いにより、240mmサイズの「LIQTECH TR4 240」と、360mmサイズの「LIQTECH TR4 360」の2モデルがラインナップ。いずれも冷却ファンは口径120mmのツイスターベアリングファンで、主なスペックは回転数が500~2,300rpm、エアフロー23.81~102.17CFM(40.45~173.59m3/h)、静圧は0.673~6.28mmH2O、騒音値は14~28dBA。またラジエターの冷却ファン搭載部と、冷却ファンの四隅には振動を抑える防振ゴムを備える。
ウォーターブロックにはLED内蔵のロゴがデザイン | 付属の120mmファンは四隅には防振ゴムを備える静音仕様 |
ポンプ流量は最大450L/hで、ウォーターブロックには起動時に発光する白色LEDを搭載。ラジエターのサイズは「LIQTECH TR4 240」がW120×D270×H39mm、重量1,100g(ファンなし)、「LIQTECH TR4 360」がW120×D402×H28mm、重量1,395g(ファンなし)。
ラジエターサイズの違いにより2モデルがラインナップ |
取材時点で販売を確認したのはツクモパソコン本店、TSUKUMO eX.、ツクモDOS/Vパソコン館、ドスパラ パーツ館の4店舗。価格は「LIQTECH TR4 240」が税込16,720円、「LIQTECH TR4 360」が税込18,880円だ。なおこの製品については、詳細レビューをお届けする予定なので楽しみにしていてほしい。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 Tawashi/池西 樹
株式会社クーラージャイアント(ENERMAX日本法人): http://www.enermaxjapan.com/