2017.09.22 15:30 更新
2017.09.22 取材
「東京ゲームショウ2017」のデルブースでは、18コアのゲーミングPC「ALIENWARE AREA-51」や、Windows Mixed Reality対応のヘッドセット「Dell Visor」など、多数のゲーミングアイテムが展示中。間もなく国内発売予定の新製品を一足先に紹介していこう。
「ALIENWARE Area-51」に、Core i9-7980XEを搭載するウルトラハイエンドモデルが登場 |
多くの新製品が展示されていたデルブース。その中でもひときわ注目を浴びていたのが、「ALIENWARE」ブランドの新フラッグシップデスクトップPC「ALIENWARE Area-51」だ。
おなじみの「トライアド」デザインの筐体はそのままに、CPUにはIntel Core Xシリーズ最上位の18コア/36スレッドモデルCore i9-7980XEを搭載。水冷システムも大型のものに変更され、性能・安定性とも向上している。
「ALIENWARE Area-51」ベースのMOD PCも展示中。画像左はPSO2のボス「ファルス・ヒューナル」をモチーフにしたもの、画像右は木工工房に依頼した木製モデル。スタッフは後者が特にお気に入りとのこと |
さらに2,933MHzのDDR4メモリ(最大64GB)や、NVMe SSD/Optane Memory対応のPCI-Express3.0(x4)スロット、Killer E2500によるデュアルギガビットLANなど、細部まで性能にこだわったパワフルな構成に仕上げられている。なお国内発売は9月29日より開始される予定で、価格は現在調整中とのこと。
「AW3418」シリーズ |
同じく「ALIENWARE」シリーズの新製品として、34インチ曲面パネルを採用するゲーミング液晶ディスプレイ「AW3418」シリーズも展示。いずれも4msの高速応答とNVIDIA G-SYNCに対応し、RGB LEDライティング機能「AlienFX RGB」を搭載する。
製品ラインナップは、3,440×1,440ドット/リフレッシュレート120Hzに対応する「AW3418DW」と、2,560×1,080ドット/リフレッシュレート160Hzの「AW3418HW」の2モデル展開。前者は10月4日より発売が開始され、価格は税抜159,980円。後者は11月下旬発売予定で、価格は未定だ。
Windows Mixed Reality対応ヘッドセット「Dell Visor」。スタイリッシュなデザインだが、装着感にもこだわったという |
またVR関連アイテムとして、同社初のWindows Mixed Reality対応ヘッドセット「Dell Visor」もデビュー。360°パノラマビューに対応するインサイドアウト方式のトラッキングカメラや、3次元空間を自由に移動できるコントローラ、1,440×1,440ドットの高解像度LCDなどを組み合わせることで、現実世界のような臨場感あふれるVR/MR体験が楽しめるという。
ブースでは、「Dell Visor」によるVR/MRを実際に体験することができる |
また長時間の使用でも負担にならないよう人間工学に基づいた重量を分散するヘッドバンドや、頭の大きさに合わせて調整できるサムホイール、メガネを掛けた状態でも快適なクッション素材のヘッド/フェイスパッドなど、装着感にこだわった作りも特徴とのこと。こちらは10月中旬より先行予約受付が、11月上旬よりオンライン受注が開始。価格はオープンプライスだ。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
デル株式会社: http://www.dell.com/jp/
東京ゲームショウ2017: http://expo.nikkeibp.co.jp/tgs/2017/