2017.10.20 19:08 更新
2017.10.20 取材
デジタル制御に対応するThermaltakeのRGB LEDアイテム「iRGB Family」シリーズから、CPU用ウォーターブロック「Pacific W4 Plus CPU Water Block」と、GPU用ウォーターブロック「Pacific V-GTX 1080Ti Plus Transparent」の発売が開始された。
Thermaltake「iRGB Family」シリーズに属するウォーターブロック計3モデルの発売がアキバでスタート。LEDカラーは1,680万色から選択でき、アドレスごとに個別設定を行うデジタル制御に対応。これまでにない細やかなライティングを楽しむことができる。
先月開催の「Thermaltake After COMPUTEX2017」では、「VIEW 71 TG」に「iRGB Family」シリーズ製品を組み合わせたMod PCが展示 |
また専用アプリ「Riing Plus RGB」を使えば、システムに組み込まれているすべての「iRGB Family」シリーズのLEDカラーや発光パターンの制御が可能。スマホアプリも用意されており、離れたところからでも設定を変更できるため、展示会などのデモ機にも最適だ。
1,680万色のデジタルLEDを搭載する汎用CPUウォーターブロック「Pacific W4 Plus CPU Water Block」 |
「Pacific W4 Plus CPU Water Block」は、周囲に12個のLEDを内蔵するCPU用ウォーターブロック。受熱ベースは腐食に強いニッケルメッキ加工の銅製で、0.15mmのマイクロチャネルフィン構造を採用。低流量のポンプでも優れた冷却性能を発揮する。
ウォーターブロックの周囲に配置された12個のLEDは個別にカラーを設定できる |
外形寸法は、W93.4×L93.4×H22mm。対応プラットフォームは、Intel LGA2066/2011v3/2011/1366/1156/1155/1151/1150/775、AMD Socket AM4/FM2/FM1/AM3+/AM3/AM2+/AM2。
GeForce GTX 1080 Tiに対応するウォーターブロック「Pacific V-GTX 1080Ti Plus Transparent」 |
「Pacific V-GTX 1080Ti Plus Transparent」は、NVIDIA GeForce GTX 1080 Tiに対応するウォーターブロック。グラフィックスカードはメーカーによって形状が異なるため、MSI用とASUS用の2モデルがラインナップされる。
MSI「GAMING X」シリーズ向け(画像左)とASUS「ROG STRIX」向け(画像右)の2モデルがラインナップ |
受熱ベースはGPUだけでなく、メモリや電源回路をまとめて冷却できるフルカバータイプで、0.5mmのマイクロチャンネル構造を採用。また基板の周囲には計12個のLEDを内蔵し、もちろん個別に設定することができる。
こちらもデジタル制御に対応しており、これまでにないライティングを楽しむことができる |
取材時点で販売を確認したのはパソコンショップアークとオリオスペックの2店舗。なお「iRGB Family」シリーズのポンプ一体型リザーバータンク「Pacific PR22-D5 Plus」や、ラジエター「Pacific RL360 Plus RGB Radiator」も11月中旬頃に入荷する予定とのこと。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 Tawashi/池西 樹
Thermaltake: http://www.thermaltake.com/