2017.10.26 00:00 更新
2017.10.26 取材
スマホ売るならどこで売る?迷ったらイオシス アキバ中央通ヨコ店のイオシス 買取センターへいらっしゃい。週末には決まって行列ができる賑やかな店内にて、ベテランスタッフの比嘉さんが、熱く暑く買い取りを語る「Buy Now!」が今日からスタート。やはり最初に話すなら、毎年この季節に店頭を騒がせる“アイツ”のことでしょう。
スマホ買い取りならアキバ一、いや日本一!愛と安心のイオシス 買取センターなら、間違いはありません。・・・とまぁ、そんな営業トークはさて置き(笑)。普段はあまり話題になりにくい、買い取りにまつわるアレコレをお伝えするコーナーが始まります。そもそも携帯端末の買い取り自体がまだ新しい分野だったりもするワケですが・・・私のショーもない話を通じて、買い取りを身近に感じてもらえたら最高ですね。
スマホの買い取りならどこにも負けない!とテンション高めな連中が集まっている、イオシス 買取センターへようこそ。実は携帯買い取り業界のパイオニア、もうかれこれ10年はガラケー・スマホを買い取っています |
ちなみにウチが携帯端末の買い取りを始めたのは、だいたい10年くらい前(うろ覚え)のこと。当時はまだスマホじゃなくガラケーの時代で、携帯端末の買い取り自体、どこもほとんどやっていませんでした。ネットワーク利用制限といった概念すらハッキリしていなかったくらいで、手探り状態から始まったんです。その頃は主流のガラケーが6~7万円くらいもして、それでもよく売れていきましたね。
潮目が大きく変わったのは、「iPhone」が登場してからです。まだ「iPhone 3G」や「iPhone 3GS」の頃は売っているお店がほとんどないせいもあって、入荷しても即出ていってしまうような“幻の端末”でした。ようやく「iPhone 4」の頃に出回る数が増えてきて、その影響で買い取りに持ち込まれる数も急増することになります。
今ではほかのスマホもありますが、やっぱりiPhoneは偉大ですよ。毎年新機種が発売されると、買い取りの案件も通常の40%以上にアップしますからね。スマホの買い取り市場は、iPhoneの発展と一緒に大きくなってきたというワケです。
携帯買い取りが盛り上がってきたのは、やはりiPhoneがきっかけ。「iPhone 3G/3GS」時代はまだレアドロップ品だったが、「iPhone 4」以降に流通が急増。スマホ買い取り市場の急成長を支えることに |
すっかり買い取りシーンの中心となったiPhone。「iPhone 6」のSIMフリー版が出回った際は、スマホ以上に別な現象が話題になった |
中でも一番ヒートアップしたのが、ちょうど「iPhone 6」のSIMフリー版が出回った頃です。日本のiPhoneは為替の影響もあって格安でしたし、当時バブルの真っ最中だった中国が第一次販売国から外れたのが大きかった。発売後も大陸では長く品薄だったので、わざわざiPhoneを買うために日本に来る人が大勢いたんですよ。
買い取り価格も定価超えは当たり前。さらに転売すればもっと高く売れるワケですから、その当時はもう毎日大陸の方の大行列。いわゆる転売ヤーじゃない普通の人でも、自分用と親戚用、そして転売用(笑)と、3台買いが定番でしたね。まさに転売祭りですよ。
今は向こうの規制も厳しくなったのと、日本で買うメリットが薄くなっているので、さすがにもうああいった騒動はないでしょう。しかしあの時は、毎日とんでもなく忙しかったな・・・。
イマイチ盛り上がりに欠ける「iPhone 8/8 Plus」の発売前後も、実は買い取り業界は大きく動いていました。「iPhone X」が登場する来月には、また騒がしくなること間違いなし |
そんなiPhoneですが・・・今年は本命の「iPhone X」が来月発売ということで、世の中的には落ち着いた滑り出しだそうですね。でも買い取り業界はそうでもなくて、前後して2世代以上前の「iPhone 6」や「iPhone 5s」は大きく値下がりしました。これまで持ち込みが少なかった「iPhone 7」「iPhone 6s」世代も、出回る数が増えてきたおかげで、かなり買いやすくなった印象です。
今ですらこんな具合ですから、「iPhone X」が発売される頃は、また騒がしくなってくるでしょう。お買い得に機種変したい、そんな時はぜひ手持ちのiPhoneをウチに持ってきてください。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
イオシス アキバ中央通ヨコ店: https://www.gdm.or.jp/shop/2017/0101/229814/