2017.11.15 01:18 更新
2017.11.15 取材
株式会社ロジクール(本社:東京都港区)は2017年11月14日、e-sports SQUARE AKIHABARAにて、元レーシングドライバー・土屋圭市氏をゲストに迎えた特別イベント「Logicool G Presents ドリキンと対戦!」を開催した。レーシング界の巨人を囲んでのトークショーやレース対決など、大盛況だったイベントの模様をリポートしよう。
ロジクールと“ドリキン”のコラボイベントがアキバのe-sports SQUARE AKIHABARAで開催。会場には多くのファンが集った |
ステアリングコントローラーを盛り上げたいという「Logicool G」ブランドと、土屋圭市氏とのコラボレーションで実現した特別イベント「Logicool G Presents ドリキンと対戦!」がアキバで開催された。
土屋圭市氏といえば、ドリフトを多用するダイナミックなドライビングスタイルから、「ドリフトキング(ドリキン)」の称号で世界的に有名な元レーシングドライバー。今回のイベントは、その土屋氏がドライブするマシンの助手席に乗る体験が楽しめるVR動画「Ride with the Drift King」の公開を記念して企画されたものだ。ちなみにこのVR動画は、筑波サーキットで収録されたとのこと。
実はこのイベントは、新たに公開されたVR動画「Ride with the Drift King」を記念したもの。“ドリキン”が運転するハチロクの助手席に座ることができる。なお、来場者には特別仕様の簡易VRゴーグルが配布された |
軽妙なトークで会場を沸かせた土屋氏。来場者にはレースマニアも多いらしく、話題はディープなレース談義にも及んだ |
VR動画体験に続いて行われたトークショーでは、土屋氏がロジクールとの関わりを語る。実は以前からゲームやゲーミングデバイスとのコラボ案件が多く舞い込んでいたところ、「現実とのフィーリングがあまりに違い、すべて断っていた」という。
ところがロジクールのステアリングコントローラー「G29 DRIVING FORCE」を試した際は、「オーバー・アンダーステアの出方やテールのスライドまで、実際のレースさながらのフィードバックに驚かされた」と絶賛。その出来栄えに感激し、今回のVR動画制作に至ったとのこと。「なるほどマーデンボローみたいなドライバーが誕生するわけだ」と、ゲーマーからレーシングドライバーに上り詰めたヤン・マーデンボローの名前を感慨深く口にしていた。
Twitterでの質問に答えるコーナーもあったトークショーは、ータースポーツアナウンサーの勝又智也氏、VR動画へのマシン提供者を交えて行われた | トークショーに先立ち登壇した、ロジクール クラスターカテゴリマネージャー 塩谷氏。ステアリングコントローラーの歴史や取り組み、コラボ実現の経緯などを解説した |
イベントの山場は、何と言っても“ドリキン”とのレース対決。来場者から抽選で選ばれた挑戦者と土屋氏がレーシングゲームで対決した |
そしてイベントのクライマックスとして、抽選で選ばれた来場者と土屋氏がレーシングゲーム「グランツーリスモ SPORT」で対決。ステアリングコントローラーには、もちろんロジクールの「G29 DRIVING FORCE」を使用した。
来場者は、「グランツーリスモ SPORT」を毎日遊んでいるという凄腕のゲーマーから、実際にレース参戦経験をもつドライバーまで。土屋氏が「なんでこんな連中ばっかりなんだ(笑)」と嘆く猛者たちが抽選を引き当てる。トラブルによるドタバタもあり、大接戦が続くレース対決に会場は大盛況だった。
コントローラーは「G29」で、オプションのシフトペダルも完備。レースの実況は、富士スピードウェイでサーキットアナウンスを担当している勝又氏という豪華な環境だ |
途中土屋氏のコントローラーが根本から外れるという、なぞのトラブルも。意外なほどの接戦が続き、会場も大盛り上がり |
勝ちあり負けありで、「これ毎月やろうよ!」と楽しんだ様子の土屋氏。イベント最後の特別抽選会では、土屋氏の大ファンという男性がサイン入りグローブを見事引き当てていた |
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
株式会社ロジクール: https://www.logicool.co.jp/