2017.11.16 11:24 更新
2017.11.16 取材
円形ディスプレイや3G通信機能を備えた、安価な中華スマートウォッチ「Q7 Plus」「X5 Air」が東映無線ラジオデパート店に入荷している。中国Finowの製品で、価格は税込11,800円から。
円形ディスプレイを採用しながら、1万円台で購入できるFinow製ウォッチが入荷。コスパ良好な「Q7 Plus」は約1.2万円だ |
高度な技術を必要とする円形ディスプレイや、スタンドアロンで通信できる3G対応のFinow製スマートウォッチ。コストパフォーマンスモデルとハイエンドモデルの2タイプが同時に入荷、いずれもOSはウォッチ向けUIのAndroid 5.1を搭載している。マイク・スピーカーを内蔵し、電話の発着信も可能だ。
税込11,800円という激安価格が魅力のコストパフォーマンスモデルは「Q7 Plus」。240×240ドットの1.3インチ液晶、プロセッサはクアッドコアのMediaTek MTK6580(1.3GHz)、メモリ512MB、ストレージ8GBを実装している。
Android 5.1搭載のウォッチで、3G対応のnanoSIMスロットを内蔵。単体で電話の発着信もできる |
そのほか、300万画素(ショップ調べ)のカメラやmicroSDスロットを搭載。Gセンサー、心拍センサー、GPSなどの各種センサーも内蔵している。ネットワークはBluetooth 4.0、無線LANをサポート、通信方式はW-CDMA 850/1,900/2,100MHzなどに対応する。
なお、輸入品のためOS含むソフト面での動作保証、各種通信機能についての保証はなし。日本語やGoogle Playストアには対応するものの、やや玄人向けといえる製品だ。
側面にはカメラ、腕との接触部には心拍センサーなどを内蔵。カバーを開けると、内部にはSIMスロットとmicroSDスロットが収まっている |
高性能版「X5 Air」は税込17,800円。なんとスマートウォッチながら2GBメモリを内蔵するハイスペック構成だ |
同時に入荷した高性能モデルが「X5 Air」で、こちらはスマートウォッチと思えないほどのハイスペックが魅力だ。価格は税込17,800円と、性能を考慮すればだいぶ割安感がある。
ディスプレイはより高精細な400×400ドットの1.39インチ液晶で、プロセッサは上記同様にMediaTek MTK6580(1.3GHz)を搭載。メモリはなんと2GBで、ストレージも16GBと大容量を内蔵している。
ケースサイズは「Q7 Plus」よりやや大きめで、高精細かつメモリ・ストレージも増量。ブラウジングも可能だが、文字入力の際は音声かフリック操作に頼った方がよさそう |
もっとも、限られたスペースにハイエンドスペックを詰め込んだため、カメラやmicroSDスロットは非搭載。ネットワークはBluetooth 4.0、無線LANをサポート、通信方式はW-CDMA 850/1,900/2,100MHzなどに対応している。
なお、2モデルとも充電・データ転送にはマグネット端子を利用した付属の専用充電器・充電ケーブルを使用。ハイエンドモデルの「X5 Air」のみ、純正充電アダプタを税込980円で販売している。
カメラは非搭載で、側面にはリュウズ型の物理ボタンなどを実装。カバーはネジ止め式になっている |
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
東映無線ラジオデパート店: https://www.gdm.or.jp/shop/toei-radio/