2017.11.19 08:47 更新
2017.11.19 取材
日本AMD株式会社(本社:東京都新宿区)は2017年11月18日(土)、秋葉原UDX 2階アキバ・スクエアにおいて、「AMD FAN DAY FESTIVAL」を開催した。AMDはもちろん、マザーボードメーカーやBTOベンダー各社が勢揃いした大規模イベントの様子をお届けしよう。
18日(土)の秋葉原は、小雨がぱらつき今季一番の寒さという生憎の空模様。それにも関わらず、13時からスタートしたAMDのプレゼンテーションには多数のユーザーが訪れ、立ち見も出る盛り上がりを見せた。デビュー以来好調なセールスが続くRyzenを象徴するイベントになった。
イベント冒頭、挨拶に登場したDirector of Sales and Marketing ASIA Pacific,JapanのMichael Liao氏。「RyzenとRadeon RX Vegaシリーズに代表されるように、CPUとGPU両方の技術を持つのはAMDだけで競合にはない点だ」とアピール。この1年で日本を含めたワールドワイドでのシェアも急速に伸びており、この勢いを今後も持続していくと語った。
Michael Liao氏によるプレゼンは「Ryzenが売れている」アピールが中心。本来なら新型APUの話題が聞きたいところだが、来年のお楽しみということだろう |
ステージを眺めていたあるメーカー関係者に話を聞くと、Ryzenの想定外とも言える快進撃は、Intelのロードマップにかなりの影響を与えているという。「Coffee Lakeのセールスは悪くないが、発売前から、ばたついた印象は拭えなかった。最新のロードマップを見る限り、2018年前半も引き続きバタバタが続きそうで、AMDの勢いはまだ続くとみている」と語る。
セッションでは「Ryzen Threadripper 1950X」の解説も。「Core i7-7900X」との比較で優位である点が語られた | マザーボードメーカー担当者によるセッションも実施 |