2018.01.10 00:00 更新
年末年始の秋葉原のパーツショップは、例年以上に好調なセールスを記録。CPUはAMD、Intelともによく売れ、対応マザーボードやDDR4メモリとのセット購入が目立ったとのこと。
特にハイエンドグラフィックスカードの売れ行きが好調。GeForce GTX 1070/1080/1080 Tiは、ゲーミング向けはもちろん、年明け直後からはマイニング用に購入する人が急増。Radeon RX 500やRadeon RX Vegaの在庫も軒並み売り切れの状態で、連休が明けたショップの陳列棚はスカスカだ。
なお代理店各社は今週から本格稼働。状況は多少回復できる見込みだが、次なる懸念は”値上げ”。市場調査に秋葉原を巡回していたある関係者は、「メーカーのGPU(GeForce GTX 1080/1080 Ti)不足とメモリ価格高騰による値上がりは深刻」と話す。さらに複数のショップ関係者からは、年末商戦と連休が終わり、「グラフィックスカードの値上がりはいよいよ本格化」という声が多く聞かれた。