2018.01.25 12:20 更新
麻雀ゲームでは無類の使い勝手を発揮する、コンパクトなUSBコントローラの自作キット「USB接続麻雀コントローラ(キット)」が家電のケンちゃんにて販売中だ。店頭売価は税込3,480円。
麻雀ゲームの愛好家にはお馴染みのキーが並んだ、超小型のUSBコントローラ。じんそん氏制作による同人ハードウェアで、ハンダ作業などによる組み立てが必要だ |
日常的に麻雀ゲームを遊ぶ人にとっては、眺めているだけでも楽しそうな「麻雀コントローラ」の電子工作キット。比較的お手軽なハンダ付け作業などを経て、幅10cmとコンパクトな(ほぼ麻雀のためだけの)USBコントローラが完成する。
並んでいるのは、A~Nまでのアルファベットのほか、「Pon」や「Chi」、「Ron」など麻雀特有のキーを含めた合計28キー。アーケード筐体の麻雀コンパネをそのまま手のひらサイズに小型化したような、特徴的なレイアウトになっている。
3枚の基板で構成され、比較的簡単な作業で完成する。接続すると、USBのキーボードデバイスとして認識される |
ちなみに組み立てについては、「チップ部品を使用していないため、組み立ては簡単」(頒布元)とのこと。ただし小さなタクトスイッチが狭い間隔で並んでいることから、ある程度の工作の腕前は必要な印象。さらに3枚の基板を重ね合わせる関係上、「マニュアル手順を無視して組み立てると詰む場合がある」(ショップ)とのことで、油断は禁物だ。
なお、パッケージにはコントローラを構成する3枚の基板や必要部品、ケーブルのほか、基板を結合するスペーサーが同梱。ケースを自作することなく使用できる。
両面テープで基板同士を結合するスペーサー付き。コントローラを裏返すと、底面にはマスコットキャラ(?)を発見 |
主な対応環境は、WindowsやLinux(Retropie、RecalBox)など。PC上からはUSB接続のキーボードデバイスとして認識されるため、基本的にはOS不問、ドライバ不要で使用できる。
ショップによれば、早くも売れ行きは好調とのこと。同人ハードウェアは入荷の間隔が不定期のため、気になる場合は早めに店頭をチェックしておこう。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
家電のケンちゃん: https://www.gdm.or.jp/shop/2017/0101/193926