2018.02.01 19:13 更新
2018.02.01 取材
64層V-NAND TLCを搭載する、Samsung Electronics Co., Ltd,(本社:韓国)のSATA3.0(6Gbps)SSD「SSD 860 EVO」シリーズがアキバに登場。明日2月2日(金)より、各店で一斉に販売が開始される。
Samsung最新世代の64層V-NANDを採用するSATA3.0(6Gbps)SSDの新製品。今回入荷を確認したのはTLC NANDを採用する廉価モデル「SSD 860 EVO」シリーズで、明日2月2日(金)より販売が開始される。
コントローラはホストシステムとの通信を最適化したという「Samsung MJX」で、キャッシュメモリには高速・省電力なLPDDR4を搭載。これによりシーケンシャル読込550MB/sec、書込520MB/sec、4KQD1ランダム読込10,000 IOPS、書込42,000 IOPS、4KQD32ランダム読込98,000 IOPS、書込90,000 IOPSという、SATA3.0インターフェイスの限界に近い転送速度を実現しているのが特徴だ。
取材時点で入荷を確認したのは2.5インチモデルで、最大容量は2TB |
またNANDフラッシュを最新世代に変更したことで、耐久性は先代モデル「SSD 850 EVO」の300TBW(4TB)から2,400TBW(同)へと最大8倍も向上。大容量データにアクセスする4Kクラスのビデオ編集や3Dデータのレンダリングなどに向く。
なお取材時点で入荷を確認したショップはパソコン工房 秋葉原 BUY MORE店で、その他のショップでも明日より販売開始。フォームファクタは2.5インチ、容量は250GB、500GB、1TB、2TBの計4モデルで、M.2やmSATAモデルの入荷は未定。なお詳細スペックについてはこちらのプレスリリースをあわせて参照頂きたい。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 Tawashi/池西 樹
Samsung Electronics Co., Ltd,: http://www.samsung.com/jp/