2018.02.02 19:16 更新
2018.02.02 取材
最高4,800TBWの圧倒的な耐久性を誇るSamsung Electronics Co., Ltd,(本社:韓国)のSATA3.0(6Gbps)SSD「SSD 860 PRO」シリーズが発売開始。また昨日未入荷だった「SSD 860 EVO」シリーズの大容量モデルやM.2/mSATAモデルの入荷も確認した。
TLCタイプの「SSD 860 EVO」シリーズはほぼすべてのラインナップが登場 |
昨日入荷を確認した「SSD 860 EVO」に続き、MLCタイプの64層V-NANDを採用する上位モデル「SSD 860 PRO」シリーズがアキバに登場。本日より発売が開始された。
NANDフラッシュにMLCタイプを採用したことで、書込耐性は「SSD 860 EVO」の2倍となる最高4,800TBW(4TBモデル)へと向上。ワークステーションやNAS、ハイエンドゲーミングPCなど、長期間大量のワークロードを処理する作業でもデータを安全に保存しておくことができる。
コントローラはSamsung独自の「Samsung MJX」で、キャッシュメモリはLPDDR4を採用。転送速度はシーケンシャル読込560MB/sec、書込530MB/sec、4KQD1ランダム読込11,000 IOPS、書込43,000 IOPS、4KQD32ランダム読込100,000 IOPS、書込90,000 IOPSで、こちらも「SSD 860 EVO」より若干だが高め設定されている。
なお取材時点で入荷を確認したのはパソコンショップアークとオリオスペックで、容量は256GB、512GB、2TBの3モデルのみ。なおツクモパソコン本店、TSUKUMO eX.、ツクモDOS/Vパソコン館や、ドスパラ 秋葉原本店でも順次入荷予定とのことだ。
オリオスペックでは法人向けを中心に4TBモデルの「SSD 860 EVO」が特に人気とのこと |
また「SSD 860 EVO」の追加ラインナップとして、2.5インチの4TBモデルやmSATA/M.2 2280フォームファクタモデルも入荷。M.2 2280フォームファクタの最大容量2TBを除く、すべての製品の販売を確認した。
近頃あまり見かけなくなったmSATAモデルも登場。1TBの大容量モデルもラインナップされているので、容量不足を感じているなら交換してみるといいだろう |
文: エルミタージュ秋葉原編集部 Tawashi/池西 樹
Samsung Electronics Co., Ltd,: http://www.samsung.com/jp/