2018.02.13 15:36 更新
2018.02.13 取材
末広町交差点近くの中央通りで長く営業を続けてきた、やや危うげな雑貨屋さん「秋葉原MAD」が近く閉店することが分かった。現在は在庫処分を兼ねた閉店セールの真っ最中だ。
末広町付近を通る際、決まって耳に届くあの店頭アナウンスでお馴染み。強烈な存在感を漂わせていた、あの「秋葉原MAD」が閉店することに |
約20年間に渡って中央通りで存在感を放ってきた、いわく“バラエティーショップ”の「秋葉原MAD」(所在地:東京都千代田区外神田3-16-15)が近く閉店することになった。
「店内の撮影は厳禁」「携帯電話をお持ちの場合 破壊します」と剣呑な注意書きが貼られた店内に並んでいるのは、刀剣やアーミーナイフ、エアガン、スタンガンといった物騒な代物から、GPSやスパイカメラ、リッピングツールに至るまで・・・まさに何でもアリな品揃えだ。
良くも悪くも昔のアキバらしさを残す同店だが、店員によると「本当は昨日で閉店の予定だった」という。ただし現在も在庫処分を兼ねて営業を行っており、店員いわく「ゆる~くフェードアウトしていきますよ」とのこと。正確な閉店日は決まっていないようだ。
2階の理髪店と合わせ、長く中央通りで営業を続けてきたお店。またしてもアキバの風景が変わる |
同店といえば、政治絡みの時事ネタを織り交ぜた、店長の特徴的な店頭アナウンスでも有名。しばらく前から閉店を予告する内容に変わっており、「グッバイ、グッバイ、アキバにグッバイ」と収録された最終版(?)をもって、もうすぐ聞き納めということになる。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 Tawashi/絵踏 一
秋葉原MAD: http://www.akiba-mad.com/