Bluetooth接続でモニタリング＆ログ取り。グラフ表示も可能なカラー液晶搭載のUSBチェッカーが登場

2018.02.22 11:00 更新

2018.02.22 取材

Bluetooth通信によるモニタリングなどに対応する、多機能なUSB電流・電圧チェッカー「UM24C」が東映無線ラジオデパート店と東映ランドに入荷している。中国Ruideng Technologyの製品で、販売価格は税込5,600円。

多彩なデータ計測と外部端末からのモニタリングに対応

多数の機能を搭載した、USB電流・電圧チェッカーが入荷。なんとBluetoothに対応しており、外部機器から計測中のデータをモニタリングできる

USB機器間に流れる電流・電圧を計測できる、USB電流・電圧チェッカーの新モデル。同様のアイテムとしてはやや高価な製品ながら、視認性に優れたカラー液晶を搭載し、さらにBluetooth通信機能を備えるなど、多機能な点が魅力だ。

電流・電圧値のほか、積算電流・電圧値、積算電力、抵抗と、多彩なデータ計測が可能。さらに計測したデータのグラフ表示にも対応している。


1.44インチのカラー液晶は視認性も良好。積算電流・電圧値や積算電力、抵抗なども計測可能なほか、グラフ表示にも対応している

WindowsとAndroid向けのアプリが用意され、Bluetooth接続で各種データを外部端末から分かりやすくチェックできる。Windows版ではデータの書き出しも可能とかで、ログ取りに使うことができるようだ

また、目玉であるBluetooth通信機能により、外部のPCやAndroid端末によるモニタリングに対応。WindowsとAndroid向けにアプリが用意され、ショップによれば「詳細は不明ながら、Windows版では計測データの書き出しが可能と聞いている」とのこと。Windows向けソフトのマニュアルを参照すると、クリップボードやExcelデータとしてエクスポートできるようだ。なお、Android版アプリはデータの書き出しには対応しない。

計測可能な数値は、入力電流0～3A（0.001A刻み）、入力電圧4.5～24V（0.01V刻み）、抵抗1.5～9999.9Ω、積算時間は99時間59分59秒まで。Quick Charge 3.0/2.0機器の計測にも対応している。


3枚の基板を使用したミルフィーユ状の構造。側面には、本体操作用のボタン、ファームアップ用のmicroUSB、Bluetooth通信時に点灯するLEDインジケータを備えている