型番情報の編集もできるDDR4メモリエディター

「SPD PROGRAMMER 2 Lite Edition」は、DDR4-DIMMに記録されているプロファイルを編集できるSPDエディター＆EEPROMライター。専用アプリを使えば、GUI画面からメモリ周波数や、各種タイミング設定を編集可能。さらに型番情報の編集機能も搭載され、自分だけのオリジナルDDR4メモリを作成できる。

「SPD PROGRAMMER 2 Lite Edition」に搭載したメモリのプロファイル情報は専用アプリで編集できる

プロファイルはメインプロファイルの他、XMPプロファイルを2種類まで登録可能。またSPD情報がロックされているメモリの編集を可能にするライトプロテクト解除機能や、SPD情報の保存機能（CSV形式またはバイナリ形式）を備えた。

メーカーによれば、メモリソケットは「頻繁に抜き差ししても大丈夫なように耐久性のある作りにした」とのこと

インターフェイスはUSB2.0（Type-miniB）×1、電源はUSBバスパワー駆動で、OSはWindows 10/8.1/7をサポート。対応メモリはDDR4 Unbuffered DIMM/Registered DIMM/Load Reduced DIMM等288pin DDR4メモリ全般で、別売りのオプション「DDR4 SO-DIMM to DIMM (260pin→288pin) 変換アダプター」を使えば、DDR4 SODIMMにも対応する。

本体のほか、付属品はUSBケーブルと「ご使用前に必ずお読みください」のみのシンプルな構成。マニュアルやソフトウェアはホームページからダウンロードする

なお取材時点で販売を確認したのはTSUKUMO eX.で、価格は税込19,224円。入荷数は極少量で次回入荷は3月中旬以降の予定。なお店舗では使用方法などのサポートは一切していないとのこと。

文： エルミタージュ秋葉原編集部 Tawashi/池西 樹
センチュリーマイクロ株式会社： http://www.century-micro.co.jp/