2018.03.30 10:00 更新
2018.03.30 取材
発売当時は世界初のTango対応が話題になった、レノボの「PHAB2 Pro」がイオシス アキバ中央通ヨコ店にてひっそり売られている。もう過去の話になったTangoはさて置き、ファブレットとしての完成度を評価している勝田さんの話を聞いてみよう。デカくてカッコイイは正義。
いったい何でこのスマホがイチオシなのか?そりゃもうデカくてカッコイイからに決まってますよ。とある理由でちょっと地味な存在になりつつあるこの「PHAB2 Pro」ですが、6インチクラスの“ファブレット”はスマホ全体でも少数派ですからね。大画面で風格のある端末を使いたい方には、悪くないチョイスだと思います。
もっともスマホ通な方にとっては、このスマホは“世界初のTango対応スマホ”として有名でしょう。Googleが開発した深度センサーを利用した拡張現実技術で、背中のご立派なカメラ群はそのために搭載されているワケです。ただしTangoは専用ハードが必須なので普及が振るわず、ちょうど今月頭にGoogleがサポートを終了させてしまいました。だからもうTangoのことは忘れて、デカいスマホとして使うしかないんですよ(笑)。
それでスペックをチェックしてみると、思いっきりハイエンドではないですが、なかなか悪くない構成。さすがARアプリを駆動させられただけあって、しっかりした性能をもっています。それに何より、ファブレットの傑作機「Xperia Z Ultra」と同サイズの液晶がグッド。高解像度で画面映りもすごくキレイなので、動画を楽しむにはピッタリでしょう。紆余曲折で値段も下がりましたし、お得なデカいスマホをお探しならぜひ!
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
イオシス アキバ中央通ヨコ店: https://www.gdm.or.jp/shop/2017/0101/229814