Intel製ギガビットLAN×4の小型ファンレスベアがオリオスペックで販売中

2018.04.04 19:16 更新

2018.04.04 取材

Intel製ギガビットLANを4ポート搭載する、中国XSKブランドの小型ファンレスベアボーンキット「IBOX-501 N10P」がオリオスペックで販売中。価格は税抜22,800円だ。

ヒートシンク一体型のアルミニウム筐体でファンレス駆動に対応

IBOX-501 N10P　販売価格税抜22,800円（販売中）
http://www.minisys.com.cn/N10Plus

Intel NUCとほぼ同等のコンパクトサイズながら、4ポートのIntel製ギガビットLANを搭載するベアボーンキット「IBOX-501 N10P」がオリオスペックで販売中。コンパクトPCや組み込み向けPCを得意とする中国XSKブランドの製品で、ヒートシンク一体型のアルミニウム製筐体を採用。ストレージにSSDを使用すれば駆動音のまったくない完全無音PCを構築できる。

フロント部のインターフェイスはUSB3.0×1、USB2.0×1、D-Sub×1、RJ45 COMポート×1を搭載

ネットワークチップはPCI-Express1.0（x1）接続のIntel WG82583×4、プロセッサはBay Trail世代のCeleron J1900（4コア/定格2.00GHz/バースト時2.42GHz/キャッシュ2MB/TDP10W）で、メモリスロットはDDR3/3L-SODIMM×1（最大8GB/1,066MHz/1,333MHz）を搭載。全体的にやや古めの構成で、パフォーマンスに過度の期待はできないが、コンパクトかつ高い静音性を生かし、常時駆動のファイルサーバーやストリーミングサーバーに良さそうだ。

トップパネルをヒートシンク形状とすることで放熱面積を拡大

その他スペックは、ストレージがmSATA×1、拡張スロットはminiPCI-Express×1で、インターフェイスはUSB3.0×1、USB2.0×1、D-Sub×1、COM×1（RJ45）。電源は40WのACアダプタ（12V/3.33A）で、付属のVESAマウンタキットを使えば液晶ディスプレイの背面にも設置できる。