2018.04.14 22:12 更新
2018.04.14 取材
株式会社サードウェーブ(本社:東京都千代田区)は2018年4月12日、東京・池袋に15日(日)オープンの都内最大級となるeスポーツ施設「LFS(ルフス)池袋 esports Arena」の内覧会を開催。その内部をメディア向けに公開した。
「LFS 池袋 esports Arena」はJR池袋駅東口を出て左手の線路沿いを進み、池袋水天宮の右方向に位置する。正面には豊島清掃工場の高い煙突も見える |
冒頭に登壇したのは、「これから発展していく日本eスポーツの中心になるような拠点を作りたい」と語る株式会社サードウェーブ常務取締役の榎本 一郎氏。近頃ではPC業界のみならず異業種からの参入が増えている状況を「競争だとは考えていない」と捉え、“Looking for Squad”(一緒にやろうぜぃ!!)のスローガンを施設名の「LFS」に込めた。
業界の垣根を越えて利用してもらいたいと語る株式会社サードウェーブ常務取締役の榎本 一郎氏 |
その想いを実現すべく設立されたのが運営会社のE5 esports Works。代表取締役に就任した長縄 実氏は自らもゲーマーだった過去を紹介。「WCG 2001 UNREAL TOURNAMENT」日本予選で第4位となった後に現役を引退。2005年に日本初のスポンサー付きLANパーティー「BIGLAN」を主催するなど、PCゲーム業界とは深い関わりを持つ人物だ。
長縄氏は現在の日本におけるeスポーツの状況をピラミッド型グラフで解説。重要なのは、多くのカジュアルゲーマーや熱狂的なゲーマーをいかに増やしていくか。将来的な競技レベルの向上や、世界で戦えるプロプレイヤーの誕生も、すべてはこの部分に関わってくるとし、「LFS 池袋 esports Arena」をその土台作りを担う重要な施設にしたいと話す。
5歳のときからゲームをはじめ11歳でプログラミングをしていたという長縄 実氏 |