2018.04.26 14:22 更新
2018.04.26 取材
5月下旬発売が予定されるのは、オールインワン型水冷ユニット「CHIONE」シリーズ。ラジエターサイズ120mmの「CHIONE E1-120」と、240mmサイズ「CHIONE M1-240C」の2種がラインナップする。いずれも120mm口径のRGB LEDファンを標準装備し、前者はスイッチタイプの簡易コントローラ、後者には「HERA」ソフトウェアで詳細な設定ができるLEDコントロールボックス「AEOLUS」が付属する。
「CHIONE E1-120」のファン回転数は1,500rpm固定。市場想定売価税抜は8,980円 | 「CHIONE M1-240C」のファン回転数はLow-Noise Adaptor使用により600~1,800rpmで調整可能。市場想定売価税抜は13,880円 |
受熱部は熱伝導率に優れる銅製ベースで、チューブには冷却液の蒸発の少ない高品質なテフロンチューブを採用。冷却ファンの四隅には、共振を抑える衝撃吸収パッドが装備される |
「AEOLUS M1」シリーズは、RGB LED仕様としては珍しい4pinペリフェラル接続の汎用ファン。古いマザーボードなど環境を問わず、手軽にRGB LEDファンが増設できる。サイズは120mmと140mmの2モデルをラインナップする。
「AEOLUS M1」シリーズ。RGB LEDの切り替えはボタンで行う仕組み。価格は120mmモデルで税抜2,280円、120mmモデルで税抜2,680円 |
上位モデルとしてソフトウェア「HERA」でカラーや発光パターンを制御できる「AEOLUS P1」シリーズを用意。120mmモデルのみながら、LEDコントロールボックス「AEOLUS」が付属する2個セットと増設用の単体モデルが販売される。
「AEOLUS」が付属する2個セットで税抜7,880円。増設用の単体モデルは税抜2,680円 |
実機の披露はなかったものの、6月に開幕が迫っている「COMPUTEX TAIPEI 2018」で展示予定の新型PCケースも公開された。2018年はフルタワー、ミドルタワー、ミニタワーを展開予定。いずれもサンプルを準備しているという。
3面強化ガラスパネルのミドルタワー「TALOS P1」。両サイドのガラスパネルはドアのような開閉式。120mmサイズのRGBファンは3基が標準搭載される |
アユート担当者も「国内導入は実機を見てから判断するが、楽しみにしている」とのこと。「COMPUTEX TAIPEI 2018」レポートで続報をお伝えする事ができそうだ。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 Tawashi
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