2018.05.16 18:56 更新
2018.05.16 取材
最新コントローラ「Phoenix」とTLC 3D V-NANDを採用する、Samsung Electronics Co., Ltd,(本社:韓国)のNVMe M.2 SSD「PM981」シリーズの販売が、パソコンショップアークで開始された。
「Samsung SSD 970」シリーズと同じ、最新「Phoenix」コントローラを搭載するバルク版NVMe M.2 SSD「PM981」シリーズがパソコンショップアークに入荷。容量は256GB、512GB、1TBの計3モデルがラインナップされる。
NANDフラッシュはTLCタイプの3D V-NANDで、公称転送速度は1TBモデルがシーケンシャル読込3,200MB/sec、書込2,400MB/sec、ランダム読込380,000 IOPS、書込440,000 IOPS、512GBモデルがそれぞれ3,000MB/sec、1,800MB/sec、270,000 IOPS、420,000 IOPS(256GBモデルは転送速度不明)。
同じく3D TLC V-NANDを採用する「Samsung SSD 970 EVO」シリーズに比べると転送速度はやや控えめながら、一般的なNVMe M.2 SSDとしては十分高速。また製品保証はバルク版のため6ヶ月間と短くなるがMTBFは150万時間とされており、耐久面や品質にも大きな不安はない。
さらに価格は256GBモデルが税込12,980円、512GBモデルが税込23,760円、1TBが税込44,800円で、「Samsung SSD 970 EVO」より、256GBモデルで約2,000円、1TBモデルでは約9,000円も安価。大容量かつ高速なNVMe M.2 SSDを探している人には注目の製品になりそうだ。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 Tawashi/池西 樹
Samsung Electronics Co., Ltd,: http://www.samsung.com/