2018.05.17 19:00 更新
2018.05.17 取材
従来モデルから容量を2倍に拡大した、Intel Corporation(本社:アメリカ カリフォルニア州)の3D Xpoint採用SSD「Optane SSD 905P」が発売開始。今回入荷したのはHHHLフォームファクタモデルで容量は960GB。
一般的なNANDフラッシュに比べてレイテンシが低く、耐久性にも優れる「3D Xpoint」を採用するNVMe SSDの新製品。昨年11月に発売が開始された「Optane SSD 900P」の後継モデルにあたる製品で、容量が2倍になったことでより大容量のデータを扱うことができるようになった。
「Optane SSD 900P」シリーズと同じ、高級感のあるマット調のパッケージを採用 |
今回発売が開始されたのはHHHLフォームファクタに対応する960GBモデル「SSDPED1D960GAX1」。基板全面を覆うヒートシンクにはLEDライティング機能が新たに追加され、ケース内のドレスアップ効果も狙えるようになっている。
HHHLモデルはヒートシンクのデザインが変更され、LEDライティング機能が追加された |
主なスペックは、インターフェイスがPCI-Express3.0(x4/NVMe)、転送速度はシーケンシャル読込2,600MB/sec、書込2,200MB/sec、ランダム読込575,000 IOPS、書込550,000 IOPSで、特にランダムアクセスに優れるのが特徴。さらにレイテンシは読込、書込とも10μs未満とされ、一般的なSSDに比べると大幅に低減されている。
カードサイズは68.9×17.2×168mm、重量230g。書込耐性は17.52PBW、MTBFは160万時間で、製品保証は5年間。なお販売ショップはオリオスペック(税込159,800円)とパソコン工房 秋葉原 BUY MORE店(税込154,800円)で、在庫数はいずれも少量。なおU.2フォームファクタの480GBモデルも近日中に入荷する予定だ。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 Tawashi/池西 樹
Intel Corporation: http://www.intel.com/