2018.05.24 11:02 更新
2018.05.24 取材
合計で360個ものLEDをハンダ付けして作り上げる、LED時計キット「TEEN CIRCLE」が家電のケンちゃんに入荷している。サークルNEETLABが手がけた同人ハードウェアで、店頭価格は税込7,560円。
円盤状の基板にLEDをハンダ付けして作り上げる、やや難易度高めなLED時計キットが発売。ユニークな時刻の読み方も特徴で、画像は17時を少し過ぎたあたり |
膨大な数のLEDをハンダ付けした末に、幻想的なLED時計が完成する電子工作キットの「TEEN CIRCLE」が登場。表面実装タイプのLEDをビッシリとハンダ付けする必要があることから、「難易度はそれなりに高め」(ショップ)という中上級者向けのキットになっている。
240個の赤色LEDと120個の青色LEDによる、合計360個ものLEDで構成。LEDは向きがあることから、実装しながらテスターで光らせて確認しつつ作業を進める必要がある。LEDドライバや無線LANモジュールのピン間隔も約1mmと狭く、ショップによれば「基本的には数日がかりの作業になる」とのこと。技術と同時に根気が試されるキットと言えそうだ。
合計で360個のLEDを実装する必要がある。相当な腕前でもぶっ通しで数時間はかかるという難行とあって、「毎日1ラインごと作っていくなど、じっくり腰を据えて作業した方がいい」(ショップ)とのこと |
背面には、LEDドライバや無線LANモジュールをハンダ付け。時計本体はT字型の専用スタンドで支える |
実装されたLEDは、4列に並ぶ赤色LEDが分針、内側2列の青色LEDが時針を構成。午前中は時針の青色LEDが12時の位置から順に点灯していき、午後になると12時の位置から順に消灯していく、という仕組みになっている。
なお、時刻設定は無線LAN経由で行う仕様になっており、スマートフォンやPCからブラウザを介して設定する。電源は付属のACアダプタ(9V/1.3A)からの給電で、T字型の専用スタンドも付いてくる。
無線LANで接続し、ブラウザを介して時刻を設定。スマホの時刻とワンタッチで同期させることもできる。デモモードを使用して、LEDの点灯状況をチェックすることも可能だ |
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
製品情報(NEETLAB): https://teen.official.ec/about
家電のケンちゃん: https://www.gdm.or.jp/shop/2017/0101/193926