2018.06.05 01:25 更新
2018.06.05 取材
ASUSTeK Computer(本社:台湾)は2018年6月4日、「COMPUTEX TAIPEI 2018」の開幕に先駆け、メディア向けROGイベントを開催。ASUS「Aura Sync」機能に対応する80PLUS PLATINUM認証電源ユニット「ROG THOR」を発表した。
今やLEDライティング機能の定番の1つとして定着したASUS「Aura Sync」。サードパーティからは続々と対応電源ユニットが登場しているが、ついに大本営であるASUSからも「ROG THOR」がデビューした。
ROGイベントでは、雷神トールの武器である“雷神の槌”(トールハンマー)イメージした展示が行われていた |
製品名の由来は雷神であるトールで、本体側面には“いかずち”をイメージしたアドレサブルRGB LED機能を搭載。さらにOLEDディスプレイも標準装備され、実際に消費している電力をリアルタイムに確認できるのも大きな特徴だ。
ガラスパネル越しなので少々わかりにくいが、OLEDディスプレイに現在の消費電力が表示されているのが確認できる |
冷却ファンは140mm口径のIP5X防塵ファンを搭載し、本体背面のボタンでセミファンレスモードと常時回転モードの切り替えが可能。また本体内部にROGデザインの高冷却ヒートシンクを搭載することで、一般的な電源ユニットに比べて内部の温度を約5℃も下げることができたという。
電源ケーブルは必要なもののみ接続するフルモジュラー式。また背面部にはセミファンレスモードの切り替えスイッチを搭載 |
その他、ケーブルは必要なもののみ接続するフルモジュラー式で、電源容量は1,200W、80PLUS認証はPLATINUMを取得。グローバル市場向け発売は2018年第3四半期から第4四半期予定で、価格は現時点で未定だ。
140mmファンとROGデザインのヒートシンクを組み合わせることで、高負荷時でも発熱を下げることができる |
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
ASUSTeK Computer: https://www.asus.com/
COMPUTEX TAIPEI 2018 記事一覧: https://www.gdm.or.jp/computex2018/