2018.06.05 12:00 更新
2018.06.05 取材
ASUSTeK Computer(本社:台湾)は2018年6月4日、「COMPUTEX TAIPEI 2018」の開幕に先駆け、メディア向けROGイベントを開催。次世代無線LAN規格IEEE 802.11axに対応するゲーミングルーター「GT-AX11000」を発表した。
ASUSのゲーミングルーター「ROG Rapture」シリーズより、次世代無線LAN規格IEEE 802.11axに対応するフラッグシップモデル「GT-AX11000」が登場した。
5GHz帯×2と2.4GHz帯×1のトライバンドに対応し、転送速度はそれぞれ4,804Mbps×2、1,148Mbps×1、合計10,756Mbpsの超高速通信が可能。さらにギガビットLANの2.5倍の帯域幅を備える「Gaming Port」(2.5ギガビットLANポート)も実装され、ゲーミングデスクトップやNASのような高いスループットを要求するデバイスとの組み合わせに向く。
無線LANルーターでは珍しい2.5ギガビットLANポート「Gaming Port」を搭載 |
その他、ネットワークアクティビティを解析し、ダウンロードやストリーミングなどの高帯域を利用するアクセスをカットする「Game Boost」(Adaptive QoS)や、レイテンシを低下する「OFDMA」(直交周波数分割多元接続)、ゲームサーバーとホームネットワークを最短のルートで結ぶ「Gamers Private Network」などのゲーマー向け機能を搭載した。
フロントにある「ROG」マークのボタンで「Game Boost」のON/OFFを切り替えることができる |
インターフェイスはギガビットLAN×1、「Gaming Port」(2.5ギガビットLAN)×1、WAN×1、USB3.0×2。アンテナ数は8本で、サイズは実測で約W260×D260×H70mm(アンテナ部分含まず)。なお発売日や価格については現時点で不明とのこと。
USBストレージなどを接続するUSB3.0は2ポート搭載する |
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
ASUSTeK Computer: https://www.asus.com/
COMPUTEX TAIPEI 2018 記事一覧: https://www.gdm.or.jp/computex2018/