2018.06.05 15:34 更新
2018.06.05 取材
CRYORIG(本社:台湾)が5月22日に発表した、M.2 SSD向けクーラー「Frostbit」をブースで発見。早速気になるゲンブツに触れてきた。
やや奇抜にも思えるスタイルで注目を集めた、M.2 SSD専用クーラー「Frostbit」。予てより「COMPUTEX TAIPEI 2018」でのお披露目が予告されていた製品とあって、早速ゲンブツを見てきた。
M.2 SSDは高速ストレージだけあって、気になるのがサーマルスロットリングの熱問題。これまで対策品は数多くリリースされ、エルミタでも複数の検証を行っている。そんなM.2 SSD専用冷却機器のニューカマーとして、これまでとは毛色が異なる「Frostbit」は、その風貌から登場が待たれるアイテムのひとつだ。
一報をお届けしたグローバルリリースより変更は無く、M.2 SSDに直接触れるベース・ヒートシンクから、φ6mmのヒートパイプが起ち上がり、頂上部分には38枚の放熱フィンで構成された円形のヒートシンクが搭載されている。
また製品には六角レンチが付属し、ヒートシンクの角度調節に対応。筐体内部で最もエアフロー効率の良い箇所に設置すれば、冷却効果の向上が期待できるというワケだ。
外形寸法はW26.3×D72×H57mm、重量56g。対応TDPは公称12Wとされる。なお担当者によると、グローバル市場向けの出荷開始は8月を予定。市場想定売価は30ドルとされている。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 松枝 清顕
CRYORIG: http://www.cryorig.com/