2018.06.06 12:09 更新
2018.06.06 取材
In Win Development(本社:台湾)のブースには、複数の電源ユニットが展示されていた。その中から1台を選ぶとすれば、SFX規格ながらフルモジュラーの容量700Wモデル「PRIME CORE PC 700W」だろう。
間もなく販売が開始される、Mini-ITX専用Cube型ケース「A1」など、小型PCケースもラインナップするIn Win。省スペースPCの需要を知ってか、新たに「PRIME CORE」シリーズを投入する。
SFX規格の「PRIME CORE」シリーズは、ATX12Ver2.4準拠の80PLUS GOLD認証電源ユニット。限られた容積の中に詰め込むには便利な、フルモジュラー式が採用されている。なお+12Vは1系統(58.4A)。
国内市場におけるSFX規格電源と言えば、エルミタレビューでも検証機材として三度登場するSilverStone「SST-ST30SF V2」や、CORSAIR「SF600 CP-9020105-JP」が人気だが、In Winが用意するのは容量700Wの「PRIME CORE PC 700W」。選択肢が少ない高出力タイプだけに、注目のモデルになるだろう。
なお本体には92mm口径ファンは騒音値18dBA(50% Loading)で動作。OCP(過電流保護)、OVP(過電圧保護)、UVP(低電圧保護)、SCP(ショート保護)、OTP(過温度保護)、OPP(過負荷保護)の各種保護回路を搭載させた。
外形寸法はW125xL100xH63mm。MTBFは100,000時間。なお国内発売の予定はあるものの、現時点具体的なスケジュール確定までには、もう少し時間が掛かるようだ。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 松枝 清顕
In Win Development: https://www.in-win.com/
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