2018.06.08 00:19 更新
2018.06.08 取材
今年も数多くの新製品を持ち込んだSilverStone Technology(本社:台湾)。その第1弾レポートとしてファンレス電源ユニット「Nightjar」シリーズの新作「NJ600」を取り上げる。従来モデルからさらに電力効率を高め、最大600Wの大容量を実現したファンレスユニットは、早ければ8月にもグローバル市場に向けて販売が開始される予定だ。
SilverStoneは、2014年4月に登場した「NJ520」以来、久しぶりとなるATXサイズファンレス電源ユニットの新作「NJ600」を披露した。
「Nightjar」シリーズに属する製品で、内部設計の最適化や搭載コンポーネントの変更により、電源効率はこれまでのPLATINUM認証(最高92%)からTITANIUM認証(最高94%)へとさらに向上。これにより発熱が抑えられた分、電源容量を520Wから600Wへと高めることに成功したワケだ。
ちなみに出力に関しては、もちろんピークではなく連続出力を想定した設計。+12Vもシングルレーン50A出力あるため、2-Wayまでならマルチグラフィックス構成もかなり現実的な選択肢になるとのこと(担当者談)。
ケーブルは全て取り外しができるフルモジュラー方式で、スペックシートが貼り付けられた裏面以外の5面はメッシュパネル仕様。筐体カラーはこれまで通りシルバーのみとなる。なお国内発売に関しても予定されているものの、時期や価格については現在調整中だ。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
SilverStone Technology: http://www.silverstonetek.com/
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