2018.06.08 17:00 更新
2018.06.08 取材
RAIJINTEK(本社:台湾)ブースレポートその2は、今すぐ発売が開始できそうな完成度の新型Mini-ITXケース2製品。国内代理店の株式会社アイティーシー(本社:東京都 千代田区)によると「取り扱い予定あり」とのこと。
Mini-ITX規格で高性能PCを組み上たい、そんな要望に応えるべく用意されたのが「OPHION」シリーズだ。
ラインナップは2種類が用意され、いずれもATX規格の電源ユニットが搭載可能。主な違いは無印の「OPHION」が空冷専用、「OPHION EVO」はトップ部にラジエター搭載スペースを設けた。
ラジエターが搭載できる「OPHION EVO」 |
両者共通で、トップパネルは全面にわたり通気孔仕様。マグネット固定式の防塵フィルタを備えた。さらに左右サイドパネルには強化ガラスを採用し、LEDドレスアップパーツによる装飾が楽しめる。また外装パネルにはアルミニウム素材を採用。質感の良さもシリーズの特徴になっている。
現時点判明しているスペックは「OPHION EVO」が外形寸法370x150x288mm。拡張スロットは2つで、冷却ファン搭載スペースはトップ120mmx2(240mmサイズラジエターサポート)、ボトム120mmx1。グラフィックスカードの有効スペースは330mm。
「OPHION」は、外形寸法が370x150x218mm。拡張スロットは2つで、冷却ファン搭載スペースはトップ120mmx2のみ。グラフィックスカードの有効スペースは330mmとされる。
空冷用として設計された「OPHION」 |
なお現時点、発売日および市場想定売価は未定。代理店からのアナウンスを待とう。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 松枝 清顕
RAIJINTEK Corporation: http://www.raijintek.com/
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