2018.06.13 17:37 更新
2018.06.13 取材
Cooler Master Technology(本社:台湾)ブースでは、人気電源ユニット「Vシリーズ」の後継モデルに加え、LEDパネルを搭載した「XG GOLD 750」が展示されていた。完成までにはまだ時間がかかるプロトタイプながら、見どころの多い完全新作電源ユニットだ。
完成までにはまだ時間がかかるプロトタイプということで、「Vシリーズ」に比べるとややこじんまりと展示されていたのが、今回の主役であるCooler Masterの完全新作電源ユニット「XG GOLD 750」だ。
その最大の特徴は、本体側面に搭載されたLEDパネル。標準では製品ロゴが表示されているが、背面スイッチで回転数や温度表示への切り替えが可能。強化ガラスパネルのPCケースを組み合わせれば、電源ユニットの状態をリアルタイムでチェックできるようになる。
LEDパネルの内容は回転数や温度に切り替えが可能。なおいずれも数値ではなく棒グラフで表示される |
また冷却ファンには、RGB LEDを内蔵した135mm口径のFDBベアリングファンを実装。ASUS「Aura Sync」との連携も謳われており、各種コンポーネントとの統合したライティング効果を楽しめる。
冷却ファンはRGB LED対応の135mm口径のFDBベアリングファンを実装する |
もちろん電源ユニットそのものの品質にもこだわり、コンデンサはすべて日本メーカー製を採用。さらに内部設計も刷新し、極力不要なものを排除することでエアフローを高め、高負荷時でも温度を低く保つことができるという。
エアフローを重視した内部設計により、特に高負荷時の温度を下げることができたとのこと |
その他判明しているスペックは、80PLUS認証はGOLDを取得、ケーブルはフルモジュラー方式で、製品保証は7年間になるとのこと。なお今回展示されていた750W以外のラインナップや、発売時期、価格については未定。また実際の製品では外観のデザインも大きく変更される可能性がある。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
Cooler Master Technology: http://www.coolermaster.com/
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