2018.06.18 00:00 更新
2018.06.18 取材
パソコン工房 秋葉原 BUY MORE店のベテラン店員“いがーり”こと猪狩さんが考えた「小型AdobeCC向け御洒落PC」。なんとか10万円以下に抑えたというコストパフォーマンが自慢の自作マシンだ。
ここ最近、特に女性のお客様からよく相談を受けるのが「Adobe Creative Cloudが快適に動く、コンパクトなPC」という質問。詳しく話を伺ってみると、みなさん液晶ディスプレイ抜きで予算10万円というのが、ひとつの目安のようです。それなら1台実例を紹介しましょうというワケで考えたのが、「小型AdobeCC向け御洒落PC」です。
コストパフォーマンスを重視した結果、AMDのAPU「Ryzen 5 2400G」を採用。マザーボードには、当店でも売れ行き好調なAMD A320搭載のMini-ITXモデル、ASRock「A320M-ITX」を選んでいます。
電源回路は8フェーズ、ニチコン製「12K Black Cap」にIntel製ギガビットLANなどを搭載。Socket AM4対応のMini-ITXマザーボードとしては最安クラス |
Adobeを快適に使うならばと、メモリとストレージにはこだわりました。まずメモリはCFD(Crucial)DDR4-2400 8GB×2枚の16GB構成とし、ストレージにはシーケンシャル読込2,000MB/sec、書込1,100MB/secのNVMe M.2 SSD 256GBを搭載しています。さらにWestern Digital「WD20EZRX」(2TB HDD)を積んでいるので、大容量データの取り扱いも安心です。
NVMe M.2 SSDは同店秘密の特価品を採用。OS起動はもちろん、Adobe Creative Cloudも快適に使いたい。そんな要望に応えるデータ転送速度が特徴 |
電源ユニットは玄人志向の容量450W「KRPW-BK450W/85+」。見た目にもこだわり、PCケースにはRAIJINTEK「METIS PLUS」をチョイス。ブラック/レッド/シルバー/ブルー/ホワイトの5色から選択できます。
アルミニウムパネル採用のコンパクトCube、RAIJINTEK「METIS PLUS」を採用。右サイドパネルにはアクリルウィンドウを備える |
この構成に、Windows 10 Homeの64bit版(17,480円)を追加。当店で利用できる「同時購入値引き」を適用する事で合計95,996円に抑えました。
実際の見積り例。メモリやストレージ構成にこだわったスペックに注目 |
ちなみにこれはあくまで一例。これをベースにカスタマイズも大歓迎。自分で構成を考えたいという声にはトコトン付き合いますので、お気軽に声をかけてください。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 Tawashi
パソコン工房 秋葉原 BUY MORE店: https://www.gdm.or.jp/shop/2013/0301/22064