2018.06.28 17:00 更新
2018.06.28 取材
ファミコンディスクシステムの「RAMアダプタ」をカセット状にできる改造基板「FDS用 RAMアダプタ縦型基板(キット)」が家電のケンちゃんに入荷している。
ディスクシステムに使われているRAMアダプタをデカカセットに収納できる、技術系サークル「BAKUTEN工房」による改造基板 |
ファミコンディスクシステムの「RAMアダプタ」をカセット形状に改造、主にFC互換機やポータブル機での使い勝手を向上させる改造基板。通常T字型になっている「RAMアダプタ」をMMC5系の通称“デカカセット”に内蔵することで、縦方向でのカセット挿入が可能になる。
なお、MMC5系カセットは後期に登場した大型カセットで、コーエーの「信長の野望」や「三国志」などに代表される大容量ソフトに使用されていた。
主要部品を「RAMアダプタ」から移植する仕様で、作業難易度はやや高め。なお、基板裏には同店のロゴが入っている |
基本的な部品は、初期型の「RAMアダプタ」である“DRAM 4個バージョン”から流用。本体から取り外して移植することになるため、「作業の難易度は若干高め」(ショップ)とのこと。
なお、製品には改造基板のほか、各種コンデンサや抵抗、コネクタなどの専用部品が付属する。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
家電のケンちゃん: https://www.gdm.or.jp/shop/2017/0101/193926